日本郵船(株)【9101】の掲示板 2022/06/23

今回、配当金を貰った人はその金額の大きさに驚き、歓喜したとおもうけど、
よく考えてみよう。
我々が手にした金額は剰余金の25％弱で、そこからさらに国税２割を控除された金額。
ところが、剰余金の75％強は無税で日本郵船の手元にあり、その所有権は株主に帰属する。
つまり、例えば今回125万円（税込み）の配当を受けた人は、その持ち株に375万円の剰余金が追加されたということ。

我々の株券（紙は無くなったが）は、売買のための証書であると同時に、日本郵船に預けてある剰余金（会社が現金よりも有利と思われる投資に回してる）の預かり証でもあるってことさ。

今回の株主総会で剰余金処分案が決定されたが、それは25％弱を株主に振込、75％強は日本郵船がお預かりして（もっと増やして）置きますという約束が承認されたんです。

持ち株に関しては売買価値だけでなく、たまには預かり証としての価値も考えてみたら良いと思います。（　空売り屋にはできないことだし(笑)　）