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日本郵船(株)【9101】の掲示板 2022/04/02〜2022/04/04

ここで稼ぎたい新参者の参考にでもなればと思って書くのであしからず。

古くからの人がいるでしょうからおこがましいですが、私が打診買いした1年前。ここは、金融政策による景気敏感株の立ち上がりの象徴で、株価はすでに3倍になっていました。

売り方は、明確な根拠なく高過ぎる。4000円はもう二度とない。4月末の目標株価2000円。少しでも下げると出ていました。今と何ら変わりません。

でも、その後、4月半ばに4000円を回復し催促相場がスタートします。忘れもしない28日の引け後に一気に利益が1.5倍、配当が1.6倍に上方修正します。当時、投稿があったONEの最適化は、トンデモない事になると確信して、連休中に時間を見つけては、すべての開示資料に目を通しました。

結局、連休明けに最大リスクはバリュートラップと決め、寄成で第1段の本格買いを入れます。すると、お決まりの材料出尽くしの益出しから翌週の3日間で10%超の下げ。でも、何か自信が付いていたのでナンピンすることを決めました。

結果として、その後本日に至るまで一度もその買値を割れておらず、株価の特性である居心地のいいポジションまで上がり、6000円台を付けたら5000円台に指値を入れて買うというようなことでポジションを積み上げてきました。ちなみに12000円台を付けてからもこの投資戦略は一切変えていません。

いい意味で予想を覆されたのは、終日雨だった7月1日。純利益が倍以上の3500億円に上方修正。巷では材料出尽くしのオンパレード。そして、オリンピック観戦を決め込んでいた8月4日正午過ぎのアラートで、さらに積まれて同5000億円に。ここで、さすがに頭打ちと思って半分近く利食ってしまいましたが、その日は前日比12.7%もの暴騰。3日間で総合乖離200%超まで買われるなど、さすがに異常な過熱感を肌で感じ、3割程度の玉を残し利食ってしまいました。まさか1ヶ月余後に1万円台に乗せるなど知る由もなく。

いえ、それから2四半期連続で倍近く積み上がり、国内第4位の当期純利益9300億円。利回り2ケタ、PER1.0倍台などと言う上方修正が出てきて、何があっても不可能というのが規定路線だった再び株価1万円の大台乗せ。経営陣でさえ予想は難しかったことでしょう。

私の失敗は、上方修正の度にここで頭打ちと決めつけたことです。業績予想が難しいセクターなので、その時点では仕方なかった面もありますが、経験と知識がむしろ邪魔をして、わずかな利食いなど余計なことをしたものだと思っています。連休中に研究したことに素直に従っていれば良かったと。しかし、多くの人が書いていた中間配当後の下げ局面で、また買い進める事ができ、押し目が無いとこれから先の上げは成り立たないと当たり前ですが、その時に結論付けました。

場帖からの抜粋で汚しましたが、ONEは本物の稼ぎ頭。新参の株主が、これから稼ぎたいのなら、その研究をいの一番にお勧めします。

そもそも、なぜ持ち株会社を作ったのか。
なぜ国際会計にしたのか。
なぜ最適化を続けるのか、
なぜESGが最重要課題なのか。
なぜ上位3社なのか。
なぜ途方もない利益が積めるのか。等々。

本当に目論見通りなら、もしかすると株価はものすごく出遅れているのでは・・・。じつは、書いてても震えが来るほどです。

売りも買いも利食いも損切りも、自己責任。私は、リーマン級のマーケットクラッシュが無ければトレンドは変わらない。つまり当期もトレンドは変わることなく、株式併合前から続いているアノマリーである期首催促相場が発生し、その後、居心地のいいポジションまで押し目を付けて買われていく。130有余年の歴史を刻んだ大型船に乗船して一緒に荒波を乗り越えて行こうと決め、下げは押し目と勝手に震えながら、これからも楽しんでいきます。