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第一交通産業(株)【9035】の掲示板 2017/12/19〜2021/09/02

個人情報についてタクシー会社のルールは?

終電を逃した時に帰宅する手段として利用するなど、タクシーの運転手には誰もが何の迷いもなく、住所を伝えているだろう。

タクシー会社は運転手が仕事で知った利用者の住所についてどんなルールを設けているのだろうか。

タクシー会社7社にアンケートすると、7社すべてが個人情報保護の規定や指導を行っていると回答。

A社では「新人研修で利用者の住所について口外やネット送信の禁止」を指導し、違反したら一定期間配車が回ってこないなどの罰則があり、B社では「利用者の個人情報は第三者に教えない」という誓約書を、入社時だけでなく退職時も書かせている」という。

だが、タクシーを利用した際に「男性俳優の有名な方の実家はここ」や「有名な司会者の方が住んでいる」などの情報を運転手から聞いたことがあるという街の声も。一方で、タクシーの運転手から「今度ごはん行きましょうよ。連絡先交換しません?」などと言われ、身の危険を感じた経験があるという女性もいた。

利用者が注意したいことは3つ

レイ法律所・松田有加弁護士

利用する側が自宅を知られないために注意すべきことはあるのだろうか。

ストーカー問題に詳しいレイ法律所・松田有加弁護士は、「会話」「降りるとき」「降りた後」が注意すべきポイントだという。

まずはタクシー中での「会話」。松田弁護士は、「自宅の特定につながるようなプライベートなことは言わない。家族構成も言わない。一人暮らしだということも言わないことは重要」だという。

「2つ目はタクシーから降りるときです。自宅前でおりないことが重要。自宅を特定されないことを優先してどこでもよいので『そこの角で降ろしてください』など自宅の前で降りないことです。

3つ目は、車を降りてすぐに家に入ってしまうと住まいが特定されるので、怪しいと感じた時には車が去るのを見届けてから家に入るのがいいです」と話す。

(「めざましテレビ」4月6日放送分より)