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住友不動産(株)【8830】の掲示板 〜2015/04/28




■『誰がため』(原題:FLAMMEN & CITRONEN)は、2008年のデンマーク映画。原題は「炎とレモン」の意で、主人公二人の活動上のコードネーム。「シトロン」とは、自動車会社「シトロエン」の修理工場で働ている事に由来している。

 ナチス占領下のデンマークで過酷な運命に翻弄されながら戦かったレジスタンスの闘士フラメンとシトロンの実話を描く感動作。デンマーク国民の8分の1の観客を得て、デンマーク・アカデミー賞で5部門を受賞。フラメンとシトロンを『天使と悪魔』のトゥーレ・リントハートと『007/カジノ・ロワイヤル』のマッツ・ミケルセンが演じている。デンマーク史上最大級の製作費を懸けた壮大なスケールと、真実ならではの説得力ある感動が味わえる。

★ナチス・ドイツ占領下のコペンハーゲン、 レジスタンス「ホルガ・ダンスケ」の闘士であるフラメンとシトロンは、上役のヴィンターからの指令を受け、対独協力者を暗殺していた。だが、ふたりの心中からは、一体、自分たちの行動は誰の為になっているのかと、組織に対する疑念を膨らませるようになった。フラメンは愛する闘士であるケティが、実は二重スパイであり、抹殺しなければなら無いとの指令に懊悩し。シトロンは家族のため戦っているとの信念を持つものの妻ボーディルに愛人がいるとの皮肉に頬を強張らせる。そして二人は、大量虐殺の首謀者であるゲシュタポの長ホフマンの暗殺を決意する。しかし、ホフマンは、彼らの戦いは全く無意味だと、銃口を前にして言い放った。そしてナチスに隠れ家を包囲された二人。フラメンは、地下室に行きカプセル薬による自殺を選ぶ。シトロンは、ゲシュタポに撃ち殺される。二人の死体と一緒に記者たちに写真を撮らせているゲシュタポに、ホフマンは“不謹慎”と言い放ち、布を覆いかぶさせるのだった。