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(株)みずほフィナンシャルグループ【8411】の掲示板 2022/02/12〜2022/02/15

【NQNニューヨーク=張間正義】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発して始まり、午前9時35分時点は前日比461ドル01セント高の3万5027ドル18セントで推移している。ウクライナに侵攻する構えを見せていたロシアが軍隊の一部を撤収させると発表し、緊張が和らいだ。投資家のリスク回避姿勢が後退し、ハイテクや景気敏感株など幅広い銘柄に買いが先行している。

ロシア国防省は15日、ウクライナ国境付近に配置した軍隊の一部が軍事演習の終了後に撤収すると発表した。発表を受け、欧州の主要株式相場が軒並み上昇し、米国株にも買いが波及している。

ウクライナの緊張緩和で相対的に安全資産とされる債券が売られ、米債券市場で長期金利が一時2.05%と前日比0.06%上昇した。朝方発表の1月の米卸売物価指数(PPI)が前月比1.0%上昇と前月(0.4%上昇)から伸びが加速したのも債券売りを誘った。

長期金利上昇を受け、金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが上昇している。航空機のボーイングと機械のハネウェル・インターナショナルも高い。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトにも買いが入っている。

半面、原油相場が大幅に下落し、石油のシェブロンが売られている。