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(株)三井住友フィナンシャルグループ【8316】の掲示板 2021/02/20〜2021/03/01

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Let it A 強く買いたい 2021年2月22日 14:46

大手メディアでも株バブルなどと報じる向きがありなんとも噴飯ものだ。少なくともデフレ経済を完全に脱却しない限り、バブルなど夢のまた夢。ゼロ金利、さらに異次元の量的緩和に踏み込んでも「笛吹けども踊らず」失われた20年どころか平成時代30年が丸ごと失われた今なお、日銀がどれだけ国債を買い込んでも、金融機関の日銀預金をマイナス金利にしても一向にインフレ化しない。どれだけ硬直化したのか日本経済。けれども、東日本震災の復興財政支出を遥かに凌ぐ規模でのコロナ財政支出が行われる今回、もしかしたら日本経済が復調するきっかけとなるかもしれない。

そんな中メガバンクは儲けの軸足を金利から手数料にシフトし、さらにしぶとく稼ぐ力を多様化しつつ、店舗削減、ネットバンキング、通帳合理化等のコストダウンで増益力を強化してきた。この間のSMFGの株価をざっと追ってみると、
リーマンショック前1万2,000円台
2008年リーマンショックで世界的な金融の逆回転に見舞われ株価は一気に2,300円台まで暴落
その後3,200円台まで回復
2011年3月東日本大震災で再び2,000円台まで下落
2012年政権交代アベノミクスで5,400円台まで上昇
2014年4月消費増税5→8%で3,800円台まで下落
その後5,100円台まで回復
2016年1月マイナス金利導入で2,700円台まで下落
その後5,300円台まで回復
2018年10月消費増税方針表明8→10%で3,400円台まで下落
その後4,100円台まで回復
2020年コロナショックで2,500円台まで下落
現在回復中で高値は3,800円台だ。
株価推移をみると、幾多の苦難を乗り越えて5,000円台は取り戻している。今回も5,000円台までの復調は既定路線だろう。

同時期の配当推移(実績年額)をみると、
2010年3月~2012年3月 100円
2013年3月~2014年3月 120円
2015年3月 140円
2016年3月~2017年3月 150円
2018年3月 170円
2019年3月 180円
2020年3月 190円
過去10年は、公約の累進配当をきっちり守り、2018年からは消費増税下もコロナ禍においても、毎期連続増配を実現している。もちろん今後も増配は大いに期待できる。
中長期なら今は買いで間違いないだろう。