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(株)りそなホールディングス【8308】の掲示板 2016/07/06〜2016/10/17

>>855

この週末は関東近郊のある場所で、投資をやっている老若男女が集まって旧交を温めています。 私も一度自分の宿に戻って、これからもう一度そのうちの1人が持つ邸宅に行ってバーベキューに参加してきます。 その間の短い時間に一言だけ。

海外の通信社などの報道を総合すると、ドイツ銀行に対してのアメリカ司法省からの和解金の額が、180億ドルからその三分の一程度の50~60億ドルでまとまるということが金曜日に流れたことでDJIAが上昇したということです。 これについて、通信社以外の欧州のメディアをここに来る前に読み漁ったのですが、複数のソースから似たような発言があることから、信憑性が高いという印象を受けました。

具体的には、来週の前半までに合意に達する、遅くとも水曜日夜(日本時間木曜日早朝)までには上記の内容で合意に達するということのようですね。 もちろん、どんでん返しもあるでしょうけれど。 でも、そんな確率は高くないと思います。 とはいえ、それで金融株が全面高になるかというと、それもまた疑問があります。 メガバンクも含めて配当利回りが3%を超えているのに一向に株価が上向かないのは、結局来期以降の金融機関が減益になるという見込みで超大口、例えば年金基金や保険会社が買ってこないということなのだと思います。 大局を見れば大口が買ってこなければ短期売買が中心の個人が主体となる取引なので上値が重くなります。 上値を抑えているのは、通常信用で買い込んだ個人のことが多いですから。 僅かとは言え金利も取られていきますし。 それに金融機関との付き合いの深さは、年金基金や保険会社のほうが我々の1000倍はあるはずで、そこが配当利回りの高さにも拘らず買ってこないということは、そういうことなのですよ。

ここで死力を尽くして金融機関の株を買うなんて、正に感情で買ってるだけで合理性に乏しいように思われます。 むしろ、ここはポートフォリオの中の金融セクターの割合を小さくする時では? もっとも遅すぎますけれど。 去年の8月頃から、何度も何度も『そう思わない』を100ぐらい付けられつつ書き綴っていますけれど、まぁ、ここまではマーケットの定石通り、少数意見の方に動いたようです。