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(株)SBI新生銀行【8303】の掲示板 2021/09/17〜2021/09/19

買収防衛策難しい。以下概要(間違いなければ・・・。)
(1) 2021年10月13日(水曜日)を基準日とする株主を対象に臨時株主総会を開催。(開催日未定)
(2) 臨時株主総会において買収防衛策の是非を採決。(可決には過半数の議決権の賛成が必要)
(3) 買収防衛策が可決された場合、全株主に対して無償で保有株主数に応じた新株予約権を付与。
(4) 新株予約権1個あたり1円の払い込みをもって新株予約券を取得できる。ただし、新株予約券を行使(株券と交換)することにより議決権率が20%をこえる株主は行使できない。(従って、SBIなどは行使できない。)
(5) 新株の付与株数が決まると新生銀行は新株予約権を1個あたり1円で買い戻す代わりに新株を交付する。新株の付与株数はSBIの議決権割合に応じて決まる。(新株は無償交付。)
(6) SBIなど以外の株主で新株予約券を行使した株主は、株数と議決権が新株分だけ増える。ただし、株価は新株発行数の割合に応じて下がるが、全体の価値は、株数が増えているのでほぼ変わらない。⇒SBIなどは所有株式の価値が下がる。ただし、交付された新株予約権は交付日から10年を経過した日から11年を経過する日までの間に新生銀行が公正な価格で買い取るため、その時の株価に応じた資金の回収はできる。

(注)SBIの現在の議決権比率は、新生銀行の自己株式保有数(18.8%)に議決権がないことから保有割合に応じて27.68%になる(新生銀行発表)。同様に、預金保険機構は17.42%、整理回収機構は12.94%(概算)。3者 の合計は58.04%で過半数を超えている。政府系の機構は持ち株数が多く新株予約権を行使できないので買収防衛策に賛成すると思えない。従って、買収防衛策は臨時株主総会で否決か?