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ラオックスホールディングス(株)【8202】の掲示板 2020/01/28〜2020/02/14

免税店の立地は、いわゆるゴールデンルート(関空→大阪→京都→富士山→東京)にある一等地。テナント料は莫大、また、団体客とほぼマンツーマンでカートに商品を積み上げる接客スタイルのため、人的リソースを割く=売上減となる。また、客に自由に商品を選ばせていたら、利益率の高い商品が売れず、赤字となる。団体客が来なければ、一等地のテナント料と人件費がそのままのしかかる。在庫はそのまま負債となる。じゃ、個人客、他国、日本人客にスイッチすればいいじゃないか、アウトバウンドに移行すればいいじゃないかと概念的に考える人もいるだろう。なぜ、できないのか。団体が一時間滞在する間にあがる売上・利益率が日本人投資家が想像できないほど莫大だから。そして、売上が上がるから将来性があるように見えるが、そのお金は還流しているから、売上がどれほど莫大でも、会社に残らない。
マーケティングの王道から外れて、それでも我を通そうとした会社、経営幹部。やれるものなら、やってみろと思っていたらこのざまか・・・。大量に新卒を採用し、追い立てた罪、少しは思いを馳せてみたらいい。顧客を絞る、リピーターを増やす努力ではなく、日本人を含めた世界中の人を相手に、日本のどんな商品でも売りたいと思った。それは理想だが、そこにどんなビジョンがあったのか。