投稿一覧に戻る (株)アデランス【8170】の掲示板 2015/04/29〜2016/10/17 1033 RusietaLaputa 2016年10月17日 17:18 リリースも読まないで、トンチンカンなことを書いている初心者が多いので、ひとことご忠告。 ---------------------------------------------------------------------------- さらに、根本氏及び津村氏は、当社の実質的な筆頭株主であるフランクリン・テンプルトン・インスティチューショナル・エルエルシー(以下「FT」といいます。)との間で、平成28 年10月13 日付で公開買付応募契約(以下「本応募契約(FT)」といいます。)を締結しており、FTから、FT が所有する全ての当社株式(所有株式数:7,662,500 株、所有割合:18.51%(注5))について、本公開買付けに応募する旨の同意を得ているとのことです。 ttp://pdf.irpocket.com/C8170/xAmX/RqTC/xObo.pdf (上記アドレスのP5参照) ---------------------------------------------------------------------------- とリリースに書いてあるとおり、 7,662,500 株は、TOBに応募することが確定しています。 他に、根本社長の4,49,000株を含めて役員が4,505,000株持っていて、これらも当然応募するので、既に12,167,500株の応募は確定しています。 また、同じリリースp6には ---------------------------------------------------------------------------- 本公開買付けにおいて、公開買付者は、本公開買付けにおける買付予定数の下限を 19,532,800 株(所有割合:47.18%)と設定しており、本公開買付けに応募された株券等(以下「応募株券等」といいます。)の数の合計が買付予定数の下限(19,532,800 株)に満たない場合には、応募株券等の全部の買付け等を行わないとのことです。一方、本公開買付けにおいて公開買付者は、買付予定数の上限を設定しておりませんので、応募株券等の数の合計が買付予定数の下限(19,532,800 株)以上の場合は、応募株券等の全部の買付け等を行うとのことです。 ---------------------------------------------------------------------------- と書いており、下限の19,532,800 株-応募確定12,167,500株=7,365,300株 で、あと7,365,300株の応募があれば、TOBは成立することになります。 下限の19,532,800 株の応募があれば、仮に残りが全部TOBに応募しなかったとしても、二段階買収が行われます(同じリリースp6及びp15)ので、応募しないとゴネてみても、半ば強制的に買い取られてしまいます。 浮動株比率が12.1%で、発行済株式数37,240,000株×0.121=4,506,040株で、これらは、さっさ市場で売って得た資金で新たな投資先に投資する方が効率的と考えるでしょうから、4,506,040株のほとんどもTOBに応募する結果となり、あと300万株が機関投資家から応募に賛同すれば、TOB成立です。 PBR1倍割れの買い取り価格だと文句を言ってみても、株式市場の半数近くの銘柄でPBR1倍を割れている昨今、全く説得力がありません。 また、敵対的買収ではないので、ホワイトナイトやカウンターTOBが現れるなんてことも考えれません。だいたい価格競争に敗れて衰退している会社を、なんで第三者が高値で買うのか? ということで、何も面白いことは起きませんので、617円か618円で買い板を入れている証券会社の自己売買部門へサッサと売却されるのが賢明でしょう。 特に、株式の譲渡益を源泉徴収にしている人は、市場で売らないと、確定申告が必要になるので、ご注意を。 そう思う5 そう思わない7 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
リリースも読まないで、トンチンカンなことを書いている初心者が多いので、ひとことご忠告。
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さらに、根本氏及び津村氏は、当社の実質的な筆頭株主であるフランクリン・テンプルトン・インスティチューショナル・エルエルシー(以下「FT」といいます。)との間で、平成28 年10月13 日付で公開買付応募契約(以下「本応募契約(FT)」といいます。)を締結しており、FTから、FT が所有する全ての当社株式(所有株式数:7,662,500 株、所有割合:18.51%(注5))について、本公開買付けに応募する旨の同意を得ているとのことです。
ttp://pdf.irpocket.com/C8170/xAmX/RqTC/xObo.pdf
(上記アドレスのP5参照)
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とリリースに書いてあるとおり、
7,662,500 株は、TOBに応募することが確定しています。
他に、根本社長の4,49,000株を含めて役員が4,505,000株持っていて、これらも当然応募するので、既に12,167,500株の応募は確定しています。
また、同じリリースp6には
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本公開買付けにおいて、公開買付者は、本公開買付けにおける買付予定数の下限を
19,532,800 株(所有割合:47.18%)と設定しており、本公開買付けに応募された株券等(以下「応募株券等」といいます。)の数の合計が買付予定数の下限(19,532,800 株)に満たない場合には、応募株券等の全部の買付け等を行わないとのことです。一方、本公開買付けにおいて公開買付者は、買付予定数の上限を設定しておりませんので、応募株券等の数の合計が買付予定数の下限(19,532,800 株)以上の場合は、応募株券等の全部の買付け等を行うとのことです。
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と書いており、下限の19,532,800 株-応募確定12,167,500株=7,365,300株
で、あと7,365,300株の応募があれば、TOBは成立することになります。
下限の19,532,800 株の応募があれば、仮に残りが全部TOBに応募しなかったとしても、二段階買収が行われます(同じリリースp6及びp15)ので、応募しないとゴネてみても、半ば強制的に買い取られてしまいます。
浮動株比率が12.1%で、発行済株式数37,240,000株×0.121=4,506,040株で、これらは、さっさ市場で売って得た資金で新たな投資先に投資する方が効率的と考えるでしょうから、4,506,040株のほとんどもTOBに応募する結果となり、あと300万株が機関投資家から応募に賛同すれば、TOB成立です。
PBR1倍割れの買い取り価格だと文句を言ってみても、株式市場の半数近くの銘柄でPBR1倍を割れている昨今、全く説得力がありません。
また、敵対的買収ではないので、ホワイトナイトやカウンターTOBが現れるなんてことも考えれません。だいたい価格競争に敗れて衰退している会社を、なんで第三者が高値で買うのか?
ということで、何も面白いことは起きませんので、617円か618円で買い板を入れている証券会社の自己売買部門へサッサと売却されるのが賢明でしょう。
特に、株式の譲渡益を源泉徴収にしている人は、市場で売らないと、確定申告が必要になるので、ご注意を。