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丸紅(株)【8002】の掲示板 〜2015/04/28

【ロンドン時事】英国、米国、スイスの金融監督当局は12日、円やドル、ユーロ、ポンドなど主要10通貨の外国為替取引で不正操作を行ったとして、米シティバンクやスイスのUBSなど米欧大手5銀行に対し、合計約32億ドル(約3700億円)の罰金を科したと発表した。
 英金融管理庁(FCA)による罰金額は合計17億ドルで、英当局が科した罰金としては過去最高。米商品先物取引委員会(CFTC)は合計14億ドル、スイス金融監督局(FINMA)もUBSに対し1億3800万ドルの罰金を科した。
 FCAは5行のほか、英バークレイズを外為不正操作問題で調査中であることも明らかにした。
 FCAによると、2008年1月から13年10月にかけて、各行の一部外為トレーダーは顧客の外為持ち高などに関する情報を共有。外為市場の代表的な為替レート指標として使用される「WM/ロイター」と「欧州中央銀行(ECB)フィックス」の操作を狙い、顧客が過度の為替の動きに対して損失を一定額に抑えるために組んでいる取引注文(ストップロス)を発動させた。顧客に売却する為替レートが市場の平均レートよりも高くなれば、銀行が利益を得られる仕組みだったという。