任天堂(株)【7974】の掲示板 2023/11/09〜2023/11/11

任天堂のソフト開発費は研究開発費となっていて、それは販売管理費になっていますから、それが今の１０００億円から２０００億円に増額すると、営業利益が少なくなることになります。

しかし、そのコストをかけて開発したソフトは、過去には消耗品的に一定の利益をもたらしたあとは、対象とするハードが寿命を迎えると、商業的には利益を生み出さないものとして資産価値は無くなるものでした。

ところが、スイッチからは、スイッチ環境の寿命がなくなりますから、半永久的に売れ続けることになり、商業的に利益を生み出すこととなり、一定の資産価値があります。

まあ、その計算は難しいのですが、スイッチのアクティブユーザ数が１０億人達したとして、あるソフトについてはその２割まで普及するとすると、２億本が売れることになり、１兆円の売り上げです。

しかもその後も売れることになります。その後というのは、４０年で顧客が入れ替わるとすると、毎年２５００万人が入れ替わることになり、その２割が買うとすると、５００万人が買うことになり、５０００円とすると、２５０億円の売り上げが期待できます。

もちろんこれは理想的な最大値ですが、これよりも減るとしても、こういう売れ方をするので、「ソフト資産」ということになり、その資産蓄積という考えが成り立ちます。