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任天堂(株)【7974】の掲示板 2020/11/25〜2020/11/28

任天堂の面白さは、コンピュータのダウンサイジングの進展の先端がある位置を知ると、理屈からわかることができます。

コンピュータのダウンサイジングとは、同じような性能コンピュータが、性能はあまり変わらずに、その値段とサイズが小さくなり続けることです。

昔は100億円くらいしていた本格的なコンピュータが、10億円になり、1億円になり、1000万円になり、100万円になり、10万円になり、1万円になり、千円に近くということです。

1億円ではサーバと呼ばれ、1000万円ではワークステーションと呼ばれ、100万円ではパソコンと呼ばれ、10万円ではスマホと呼ばれ、1万円ではワンボードコンピュータと呼ばれ、これから千円になり、広く利用されるということです。

スイッチはこの1万円のワンボードコンピュータを応用した製品です。

10万円のスマホは2007年に発売されていて、1万円のワンボードコンピュータは2015年頃に出ています。

要はコンピュータのダウンサイジングの波は、2007年に10万円のコンピュータであるスマホまで到達し、それから約10年の期間を経て、1万円のワンボードコンピュータであるスイッチに到達したということです。

何か見えてきませんか。そうです。ダウンサイジングの波の先端で革命が起きているのです。

2007年にアップルに革命が起きていて、そのダウンサイジングの波がさらに進んでいて、任天堂にも到達しています。そしてその波はみんなに到達したのですが、それを有効に活かせたのは、NVIDEAでもなくテンセントでもなく、アマゾンでもなく、ソニーやマイクロソフトでもなく、神は任天堂に白羽の矢を立てたのです。

その理由は簡単で任天堂にはそれを活かせるソフトがありました。要はハードだけではダメなのです。それはアップルでも同じでした。

テスラも車でダウンサイジングの波を活かしていますがもう株価が高過ぎます。

それに比べて任天堂は古いゲームソフト屋としての印象が強く、コンピュータとの関係が明確に認識されていません。

アナリストがピークアウトがどうのこうのと言っていて、誰も反論せず、追認していることからも、任天堂とコンピュータのダウンサイジングの波との関係は、全く理解されていないことがわかります。