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今の市場に出回っているスイッチの増加分は年末用の作り置き分の前倒し販売によるものでしょう。基本の生産計画は去年に作られたものだと思います。会社の利益予想などもこれに呼応したものでしょう。

これに対して最近噂の部品の追加発注は新たな動きであり、大幅な増産が期待できます。

TSMCを含むサプライチェーンの部品屋たちは、任天堂に増産のお願いをしていると思われます。設備や人員はあるのに、十分な仕事がないからでしょう。

特にスイッチで使われているような旧式の部品は需要が落ちていて彼らから任天堂への増産のお願いは切実なものがあるのでしょう。

スイッチがさらに成功すれば彼らはかなりの注文かなり先まで、数年先まで確保できます。スイッチの成功はスイッチに関わるサプライチェーン全体の願いでもあるのでしょう。

極論すれば任天堂の発注を待たずに増産して納入依頼を任天堂の門前のトラックの中で待ちたいのかもしれません。納期一秒ということです。

具体的にはTSMCの7nmのラインは人気でしょう。しかしスイッチを生産する16nmのラインは予約があまり入らないのでしょう。格安スマホも次からは7nmのラインを使うと思われるからです。

すると任天堂の部品戦略は、スイッチ、スイッチライトには来年も16nmのラインの部品を使い、スイッチミニにだけ7nmのラインの部品を使う、ということになります。

しかしこれはコンピュータの世界ではよくあることで、実は小型化の方が難しいため、製造が簡単な小型機の方から製品化されることが多いのです。

その意味で、スイッチミニから始まるスイッチことが任天堂の、新しい製品の本格スタートと言えるのかもしれません。