任天堂(株)【7974】の掲示板 2019/09/19〜2019/09/25

追従ソフトの面白さの無さは、脳が飽きることにより、脳が飽きる理由は、開発者の脳が未知の空間を見ずに、すでに出来ている追従先の軌跡しか見ていないため、その脳の活動を簡単に予測できてしまい、そこに飽きを感じるのです。あるいは見下ろされていることに対する、屈辱感を感じるのです。少なくとも自分は、安易な追従ソフトを遊ぶことで、もしか自分が面白さを感じたら、自分の鈍さを嘆き悲しむでしょう。そしてそれでもまだ面白さを感じるようなら、そこで初めて追従者の新たなオリジナリティを認め、追従者なりの苦闘に思いを馳せるでしょう。

しかしその苦闘も、動機によります。鈍感な利用者から小銭を毟り取る資本家の要請によるものならやはり違和感を感じてしまいます。

しかしその違和感の疑いを持ってもまだ面白さを感じたら、そこでようやく開発者の努力を認めることができます。

人のアイデアにタダ乗りするのですから、追従者はこのくらいのペナルティはあって当然です。

またゲームといえども、利用者もある程度の見識は持つべきです。

NHKのようなことを書いてしまいましたが、実際に仕事をしていても、こんなことはよく感じることで、追従者は殆どの場合に、天井にぶつかり成長が止まります。

さらに追従者の小さな成功を見た新たな追従者が何組も現れ、参入障壁の低さから乱戦が始まりレッドオーシャンになり共倒れになります。これは利用者にも被害を与えます。

志の低い資本が市場を混乱させるということです。しかしこれが資本の本性ですからこれも仕方のないことです。これが流動性を高め淘汰を促進し変革を生み出している原動力です。

しかし開発者は違います。自分の経験では、やはりオリジナリティは大切です。それは結果でも確認できます。

オリジナルの開発者が成功した時、追従者はオリジナルの開発者の過去の影を見ていますが、実はその時にオリジナルの開発者はもうかなり未来を見ています。現在は残務整理の対象でしかありません。

実は開発で難しいのは、他人の足跡を見ないことです。はっきり言って見てしまったらもうおしまいです。絶対に勝てません。頭を無理にでも空白にして、素から考えることが成功への道です。

任天堂はそこがわかっています。