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南海プライウッド(株)【7887】の掲示板 〜2015/04/28

>>792

私も同じ考えで、中長期投資目的で投資をしています。私も「配当の出せそうな割安株をじっくりと購入し、あわよくばインカムゲインで儲ける」というスタンスです。あえて付け加えるなら、「あわよくばキャピタルゲインも楽しみにして、気長に待つ」という所でしょうか。

ゲーム的な感覚での短期投資は、それはそれで面白そうなのですが、中長期での投資リターンの期待値という観点では、証券会社への手数料のマイナス分、上述の投資スタンスの方が有効な戦術だと考えています。

「株主の権利」に関して挙げていただいた3つに関して、オーナー系の大株主と少数株主での利害対立を考えたとき、一 剰余金の配当を受ける権利と二 残余財産の分配を受ける権利に関しての、リターンを要求する時間軸・時期が違うんだと思います。

つまり、南海プライウッドさんのような企業の場合、現時点で大きなシェアを握るオーナー関係者側は、会社の法人としての長期安定を求め、会社側に利益を蓄える事にメリットを感じる一方で、オーナー以外の株主は短期のリターンを求めるから、配当額要望額は、前者よりも後者の方が大きい値になり、残余財産に関しては、後者(少数株主群)は、極論すれば「こんな低株価が続くなら、いっその事解散して財産を売り払ってほしいくらいだ(怒)!!」と考えます。

経営者との対話だけでなく、その株主同士の利害対立の調整の場でもあるのが株主総会であり、
三 株主総会における議決権
の、持ち株数に応じた議決権配分による、議案の提案、議決権の行使という仕組みがあるんだろうと思います。

こうやって突き詰めて考えると、大株主であるオーナーが、ある一定以上の支配権を持つなら、そもそも上場には意味がない、という事になるんでしょうね。

ただ、何らかのイベント、外部/内部からの変化が起こる可能性もあり、そういう事が起こると、「キャピタルゲイン」が発生する事もあると思います。その発生確率、上昇幅、要するコスト、キャッシュの拘束期間、株の売り買い作業に要する手間・時間、これらのバランスを考えたとき、普通のサラリーマンが本業の私も、割安株が好きで、ずっと割安株一筋10年以上になります。

  • 794

    adv_resq 強く買いたい 2013年10月17日 23:03

    >>793

    私は基本的に割安株投資ですが、私は短期で回している分もあり、世間研究家さんとはスタンスは違うかも知れません。
    割安株は大体値動きが鈍いため結果的には中長期投資にならざるを得ません。
    中長期投資になると投資期間と比例して値幅を取りたくなります。
    割安株でも短期で上がった場合は、さっさと売ってしまう事もあります。
    例えば南海プライウッドでも、今よりもっと下の株価で10円幅ぐらいを数日で抜いた事もあります。
    単なる割安株投資だと、投資期間と値幅(利益率)の関係で売買を行う傾向にあるようです。
    具体的な目標があると、値幅重視で投資期間は無視に近くなります。
    逆に言うと値幅さえ取れれば、短期で売ってしまうという事で、基本的には自分は短期投資家なのかと思います。
    昨年秋までの辛い日々を生き残れたのは、小さな値幅でも短期間にコツコツ利益を積み重ねたこと。また厳しい相場環境で失敗もありましたが、損切りを覚えた事です。しかしそれがアダで、アベノミクス相場ではフルに利益を享受する事は出来ませんでした。それも良い経験でした。

    話を南海プライウッドに戻しますと、アベノミクスによる財政出動、東京オリンピック開催などを考えて、ここに再注目しました。
    東京オリンピック開催を契機に、「和」への回帰が起こるのではないかと期待しています。すると自然とここの業績もUPするのではないかと...
    増配は利益の外部流出になりますが、自社株買いは1株当たりの純資産や利益を増やす効果があり、ホルダーである創業家一族や現株主に共通したメリットになると考えます。
    増配についても申し入れは行いますが、強く自社株買い実施を働きかけていきたいと思います。
    まあ馬鹿な経営者でなければ自ら気が付いても良いとは思うのですが...

  • >>793

    連投してしまい恐縮なのですが、この793に書いた通り、『大きなシェアを握るオーナー関係者側は、会社の法人としての長期安定を求め、会社側に利益を蓄える事にメリットを感じる』のが当然だと思います。

    つまり、麻生さんの賀詞交歓会の言葉を借りれば、今の仕組み自体が、オーナー系の上場企業が『守銭奴』であり続けることを合理的な判断にしてしまっているのではないかと。

    数週間前の日経新聞の記事かなんかで、親子上場や企業同士の株式の持ち合いを減らすため、大口投資家の配当金への課税率を大幅に増やす事を検討、というのが載っていた記憶がありますが、株式流動性を悪くしているオーナー一族の持ち株分や、一族の関係会社の持ち株に対しても、その状態(”守銭奴”状態)をやめたほうが合理的な判断であるような、何らかのプレッシャーが掛かるような仕組みが必要ではないでしょうか?