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(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 〜2015/04/28

自己組織化ペプチドを用いた3次元足場環境での膵(ランゲルハンス細胞)再生培養が米国にて特許が成立した。

従来からの2次元環境下での再生培養は機能喪失が多く、またコラーゲン等の天然ECMでは生体内での炎症反応、リンパ球遊走増加、滅菌が出来ない、細胞回収の困難、等々問題点が多く指摘されていたが、自己組織化ペプチドを用いることにより、生体内での免疫反応が起きず、水で流すだけで簡単に細胞回収出来る、分子生物学的な細胞分析が容易になるなど、理想的な環境下での再生培養が可能になった。

さらに注射器による直接的な膵臓への再生細胞の注入も出来ることになり、膵疾患特に糖尿病患者への貢献が飛躍的に増すと期待される。

今までインシュリン注射しか治療法が無かった世界中の糖尿病患者への最高の朗報と言えるだろう。