ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

キヤノン(株)【7751】の掲示板 2016/07/13〜2016/07/27

>>1043

>確かのれんの償却は発生しないような

その通りです。 但し
買収事業(企業)が利益を予定通り上げないとなれば、その時点で一時に損金計上を実施することに成ります。
東芝のWHの例に見られる如く、リスクを内包して事に留意する必要があるでしょうね。

東芝に限らず、資源投資で多額の損失を計上した物産や商事も同様です。が
何れの場合も資金流出は既に過去に実施済み、のれん消却に因る決算上の赤字であってC/Fに影響しません。
投資に拠る見込み通りの利益計上は不確かです、しかしそのリスクを避けて居ては企業の成長はありません。

”のれん代”ほど、不確定要素を含む勘定科目は他には無い様に思います。
因みにですが、C/F計算書から資産の健全性を推し図ることは可能でしょうね。
未収金や棚卸資産a/cの異常から、貸し倒れや不良在庫などを疑って掛かることが出来ます。

要すれば、決算上の損益だけに必要以上に気を遣う事はありません、C/FやB/Sの数字などを総合的に見れば
その企業の実態が見えて来るものです。