岡本硝子(株)【7746】の掲示板 2019/07/23〜2019/10/11

株主新聞の効果に期待。
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　岡本硝子（７７４６・ＪＱ）は２０２０年へ向けた成長材料が豊富。前３月期の好調の反動で収益がへこむ今期は仕込みのタイミングだ。
　プロジェクターに使う反射鏡の大手。１８年のサッカーワールドカップの特需の打ち返しにより、足元の業況は低調だ。システム更新の費用負担もある今期の連結営業利益は、前期比２２％減の２．６億円にとどまる計画となっている。
　だが、来年は東京五輪が開催され、プロジェクターの需要が復調することが予想される。さらに、商用化を迎える５Ｇ（次世代高速通信システム）に関しても、ガラス基板で食い込む余地がある。このため来期には、再び業績拡大へ転じる公算が大きい。
　一方、別の新たな収益源も育ちつつある。それが、反射鏡に用いる「多層膜蒸着」を応用し、見る角度によって微妙な色の変化をもたらす加飾をガラス容器に施す技術だ。化粧品向けなどに高まるニーズに対応し、設備投資も完了した。

　株価は今期の減益見通しを織り込む形で、３００円台からの調整が一巡した。そろそろ来期を先取りしてもいいころ合いだろう。主力銘柄を手掛けにくい局面だけに、低位株の存在感は増している。
（鈴木草太）