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(株)インターアクション【7725】の掲示板 2019/07/23〜2019/09/04

同社の発表する大口受注について、十分理解されていない方もおられるようなので一言。(株式新聞も理解しいませんがーーー)
まず、同社の業績予想は通期のみです。
そして昨日の大口受注につき第2四半期に売上計上され、通期業績には織り込み済みとしています。

この通期業績に織り込み済みということをどのように理解するかです。

推測ですが、同社が年間計画を立てる場合、とくに大口のソニー、サムスンをはじめ各取引先については年間売上計画を立て、それに基づき業績予想を公表していると思われます。

2020年5月期の年間売上予想は88,8億円。ソニーのシェアー25%程度ですので、ソニー向けは22.2億円程度でしょうか。

昨日の大口受注がどこかは定かではありませんが、例えばソニーであった場合、年間売上計画22.2億円のうち1.9億円は当然織り込み済みの範囲になります。他社でも同じだと思いますが、特に期初のこの時期この程度の受注では年間売上予想を修正するような受注にはなりません。

ところが、昨年もありましたが、11月頃になりますと、大口受注の獲得が年間売上予想に近づいてきます。
すると次のような表現になります。「平成31年5月期連結業績予想につきましては、現在精査中であり、修正が必要な場合は速やかに開示します。」
このような表現になると上方修正の期待が高まります。
そして、昨年は第3四半期の決算発表時に上方修正されました。
今年も、大口受注が発表されたときの業績見通しに関する表現に注意したいものです。