シグマ光機(株)【7713】の掲示板 2021/11/19〜
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>>539
再度、気になったので営業利益率推移を当社HPのIR資料室決算短信にてチェックしてみました。
結果、森氏退任前3年間と比べると、近藤氏になってから以降、売上増加に伴い営業利益率も上昇してきたことが分かりました。(前年度は円安効果の影響もありそうですが)
数値を見る限り薄利多売化に舵切ったとも言えない様です。
このくらいの売り上げ規模では下請け化の方がリスクが少なく生産性を上げれば利益はついてくる、ってことですかね。
ただ、長期的成長の視点からはおしゃる様に独自技術の更なる磨き上げ+工業所有権拡大を図っていかないと株主側としては投資魅力が薄れてしまうかもですね。
連結売上 営業利益 営利/売上
2012/5期(森氏退任2年前): 69.5億 4.28億 6.1%
2013/5期(森氏退任1年前): 61.9億 1.78億 2.9%
2014/5期(森氏最終年度) : 67.2億 3.60億 5.4%
2015/5期(近藤氏初年度) : 66.8億 4.35億 6.5%
2017/5期( 2年後) : 78.5億 9.10億 11.6%
2019/5期( 4年後) : 90.5億 11.2億 12.4%
2022/5期( 前年度) : 103.5億 14.4億 13.9%
ffb***** 2023年5月26日 15:35
>>537
データありがとうございます。
売上は順調に伸ばしていることがうかがえ、安心したわ。
このデーターより3代目社長が、なにを行おうとしたか、察することができるわ。
売上100億を目指す事は創業者の使命だったの。五箇年計画を立てて目指したわ。実際100億に届かなかったためおそらく引責辞任されたのじゃないかしら。
2代目の社長はいわばセットアッパー(中継)だった。リーマンショックの後だったし。3代目になった時期はおそらくアベノミックスが始まったところだと思うの。
これから景気が良くなることを見越したのかしら。社員の入れ替わりが激しいため技術力の低下は避けられなかったのじゃないかしら。利益を維持するためには薄利多売政策をとった?詳しいデータはわからないわ。
そのため研究開発費にお金をかけるよりも下受けになる道を選び、売上に対する利益率が低いものの利益を確保し配当を続けたわ。利益率が低くても売上を100億を越す。創業者に対する見栄もあったし。それが現在も続いているのじゃないかしら。技術力が低下した今、成長の土台はないわ。
生産技術部が存在するのであれば生産効率を上げて利益を上げると言うことで方向性は見えるわ。でもおそらくないと思うわ。