投稿一覧に戻る
プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2022/01/20〜2022/01/25
-
350
>>315
インフルエンザの致死率は感染研などの出している数字です。
またオミクロン株は、気道上皮での炎症を起こしにくい、つまり肺炎になりにくいということで弱毒性ということは、すでに色々と論文が出てると思います。
南アフリカから欧州に流入した初期段階で、大手製薬や政府はそのあたりのデータを収集してます。そして機関投資家なども当然そういう情報に基づいて行動しています。
日本の勤務医は情報が非常に遅いので、投資には不利ですよね。
bgm***** 2022年1月23日 10:02
>>299
おはようございます。
ちょっと疑義申し立てます。
オミクロン株による重症化率死亡率がこれまでに比べ低いのは間違いなさそうですが…
まず、他諸国のデータをそのまま日本に適用するのは危険な気がします。
日本は御存知、長寿国家です。基礎疾患持ちや高齢者が多く、重症化リスクは高いです。
特に、腎不全患者の死亡率はこれまでの新型コロナウイルス感染で15%(ワクチン接種後は5%)です。オミクロン株がたとえある程度重症化リスクが低減されたとしても、決して油断は出来ないです。
そして、重症者や死者が増えだすのは感染者が増えだしてからタイムラグがありますので、少なくとも2月以降でないと評価は難しいと考えます。
医療逼迫に伴う供給体制の崩壊のため、余計に死者数が増える恐れがありますし。
また、>300でインフルエンザと比べてらっしゃいますが…
インフルエンザは『コロナ前で今と比べて明らかに感染対策が取られていない状況下で』年間大体1000万人感染しています。
RNAポリメラーゼ阻害剤等有効な治療薬が世に出る前は多い時で年間数万人が死亡する事もあったようですが、近年はインフルエンザが原死因もしくは直接死因とされるのは概ね年間2000~3000人程度。およそ0.03%です。
その一方、感染対策を徹底された上でオミクロン株の感染拡大は物凄い勢いです。
現在新型コロナとインフルの両方に対し検査を行っておりますし、恐らく多くの病院で同様の対応を取られていますが、インフルエンザと診断されるケースはほとんど無い一方、 COVID-19と診断されるケースは周知のとおり。感染力は比べるもなく新型コロナの方が強いです。
また、上記の通り、オミクロン株による重症化・死亡リスクは明言出来ませんが、特にインフルエンザウイルスが上気道感染である事に対し新型コロナが下気道感染をきたし肺炎の直接的原因となり、呼吸状態の悪化に伴う呼吸管理を要するであろう事から、少なくとも医療側は決して警戒を緩める事は出来ないです。
決して論争する意図はありませんが、上記につきまして、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。