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プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2022/01/20〜2022/01/25

南アフリカでのオミクロン株の死亡率は、「入院患者」の2.7%
入院率が3分の1以下なので、死亡率は従来の新型コロナの30分の1まで減少


オミクロン株での重症度や死亡率、他の変異株と比較/JAMA

本研究は、南アフリカ共和国全土に、1万床超の急性期病院49施設を有するNetcare Ltd South Africaで実施された。南アフリカ共和国では、2020年6~8月(従来株)、2020年11月~2021年1月(ベータ株)、2021年5月~9月(デルタ株)の3つの波が発生し、その後2021年11月15日から再び増加し始め、12月7日にコミュニティ陽性率が26%に達した。そこで、各波で陽性率が26%に達するまでの期間(第1波:2020年6月14日~7月6日、第2波:2020年12月1日~23日、第3波:2021年6月1日~23日、第4波:2021年11月15日~12月7日)におけるCOVID-19の入院患者について、患者の特徴、酸素供給・人工呼吸の必要性、ICU入院、入院期間、死亡率を比較した。

 主な結果は以下のとおり。

・各波の初期に病院で治療された患者数は、最も多かった第3波で6,342例に対し、第4波では2,351例と差がみられた。一方、第1~3波では新型コロナウイルス陽性で救急に来院した患者における入院患者の割合は68~69%だったのに対し、第4波では41.3%だった。
・入院患者の年齢中央値は第4波のほうが若く(第4波:36歳、最も高かった第3波:59歳、p<0.001)、女性の割合が高かった。
・併存疾患のある患者は第4波で有意に少なく、急性呼吸器疾患を呈する割合は低かった(第4波:31.6%、最も高かった第3波:91.2%、p<0.001)。
・第4波に入院した971例のうち、ワクチン接種者は24.2%、非接種者は66.4%、接種不明が9.4%だった。
・酸素供給を必要とした患者は第4波で有意に低く(第4波:17.6%、第3波:74%、p<0.001)、人工呼吸を受けた患者も同様に低かった。
・ICU入院患者は、第4波で18.5%に対し、第3波では29.9%だった(p<0.001)。
・入院期間中央値は、第1~3波の7〜8日から第4波では3日に減少した。
・死亡率は、第1波19.7%、第3波29.1%に対し、第4波では2.7%と低かった。

  • >>299

    日本にそのまま当てはまるか分かりませんが、現状、日本でのCOVID-19での死亡率は1%以下なので、オミクロン株はさらに30分の1の0.03%。

    季節性インフルエンザの致死率は、いろんな推計がありますが、ざっと0.1%。

    感染した場合、オミクロン株よりも、季節性インフルエンザの方が危険とも言えますね。

  • >>299

    おはようございます。
    ちょっと疑義申し立てます。

    オミクロン株による重症化率死亡率がこれまでに比べ低いのは間違いなさそうですが…
    まず、他諸国のデータをそのまま日本に適用するのは危険な気がします。
    日本は御存知、長寿国家です。基礎疾患持ちや高齢者が多く、重症化リスクは高いです。
    特に、腎不全患者の死亡率はこれまでの新型コロナウイルス感染で15%(ワクチン接種後は5%)です。オミクロン株がたとえある程度重症化リスクが低減されたとしても、決して油断は出来ないです。

    そして、重症者や死者が増えだすのは感染者が増えだしてからタイムラグがありますので、少なくとも2月以降でないと評価は難しいと考えます。
    医療逼迫に伴う供給体制の崩壊のため、余計に死者数が増える恐れがありますし。



    また、>300でインフルエンザと比べてらっしゃいますが…
    インフルエンザは『コロナ前で今と比べて明らかに感染対策が取られていない状況下で』年間大体1000万人感染しています。
    RNAポリメラーゼ阻害剤等有効な治療薬が世に出る前は多い時で年間数万人が死亡する事もあったようですが、近年はインフルエンザが原死因もしくは直接死因とされるのは概ね年間2000~3000人程度。およそ0.03%です。
    その一方、感染対策を徹底された上でオミクロン株の感染拡大は物凄い勢いです。
    現在新型コロナとインフルの両方に対し検査を行っておりますし、恐らく多くの病院で同様の対応を取られていますが、インフルエンザと診断されるケースはほとんど無い一方、 COVID-19と診断されるケースは周知のとおり。感染力は比べるもなく新型コロナの方が強いです。
    また、上記の通り、オミクロン株による重症化・死亡リスクは明言出来ませんが、特にインフルエンザウイルスが上気道感染である事に対し新型コロナが下気道感染をきたし肺炎の直接的原因となり、呼吸状態の悪化に伴う呼吸管理を要するであろう事から、少なくとも医療側は決して警戒を緩める事は出来ないです。


    決して論争する意図はありませんが、上記につきまして、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。