プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2021/12/15〜2021/12/21

>>732

＞自宅待機は決して良くありません。ですから、以前も書き込みしましたが、各地にコロナ専門の病院を中国に負けないように、作るべきでした。


これ、これまで散々話してきたじゃないですか。
実際、大阪府にコロナ専門病院を仕立てあげましたが、それがどうなったか分かります？
十三市民病院の件は報道されていたでしょう？
コロナ対応専門にしたため、コロナ以外で入院していた患者さんが他の病院に転院せざるを得ませんでした。
他の病院だって病床が全く足りず調整がつかず、しかも治療や医療的対応も滞る事になり、どれだけ多くの患者さんが不安だったか。
転院の手続きだって書類1枚書いてはいおしまい、じゃないです。転院調整のために各種医療従事者が手配をするのです。それを、多くの患者さんに対して。
また、コロナ対応専門にしたために多くの医師看護師が仕事を失って退職せざるを得なくなりました。
それをご覧になってなお、そんな事言えますか？
そして、これが「自宅待機者を受け入れていい」理由にはなりません。


＞再び、しばらくはコロナに対する備えが必要です。その対策に政府がやって来たのは、あほのマスク支給や僅かばかりのお金をばら撒くといった、一時凌ぎの国民を欺く対策でした。

阿呆のマスクについては仰る通りです。
一方、2020年春の全国一斉に緊急事態宣言を発令し、また百貨店や飲食店等の営業にも制限をかけ、人流をストップさせた事で感染拡大を抑え込んだ事は評価に値すると考えます。



＞第五次のコロナの感染がおさまり、猶予があったにも拘らずに、何も科学的な対策を打たなかった政府は批判を受けて当然です。

科学的な対策とは？


＞くだらない配布にお金を抜く人がいるような、コロナに便乗して金儲けを企むような政府に信頼などありません。

アベノマスク云々の事ならその通りです。


＞最後に言いますが、やれるなら各地に専門病院を開設して、開業医も動員できる体制を作るべきです。そして自宅待機者を福井県のように無くす政策に転換するのです。

これは先述の通り、「中国と同じ形での」専門病院は日本にとって百害あって一利無しです。
福井県の例を挙げてらっしゃいますが、いつ福井県に「専門病院」が開設されましたか？
福井県の例は「新興感染症病床の常設」の事ですよね？
しかも十三市民病院のような、いきなり常設ではなく、あくまでも「コロナ終息後に」ですよね？
貴方の仰る「自宅待機ゼロ」は全く違う話じゃないですか？
開業医を動員云々については、第5波の拡大時に東京都等が設置した（しようとした？）、臨時の応急の施設では？酸素投与を行ったり、今ならカクテル療法等も可能でしょうか。

しつこく申し上げますが、医療資源の、特に人的資源は平時から限界に近いです。そんな中で「感染症専門病床を全国に！」等と、仰るのは自由ですが、せめて少しは現場の状況を見てから発言していただきたいです。
決して、突貫工事で出来るものじゃないです。福井県のように、恐らく年単位を要すると考えます。もちろん、福井県と県立病院の取り組みは賞賛に値しますが。


新興感染症を含めた感染症対策なんてこれまで戦後長きに亘って日本国民が軽視し続けてきた結果現状があるのです。政府に対して一貫して批判を繰り広げるのはお門違いもいい所です。


＞この病院で引き受けなくてはならないなどという既成概念を作るから、健康診断に訪れる人も無くなり、病気の早期発見が遅れてなくなる人も出て来ます。

ちょっとこのくだりは理解出来ません。なんでこの話の流れで健康診断が出てくるのですか？
自治体によって違うのかまでは存じませんが、健康診断については市から書類が配られてきて、自分の受けたい所で受ければいいだけの事ではないですか？（もちろん、健診は前年等との比較も意義がありますので、極力同じ医療機関で受ける意義はありますが。）
健康診断に携わっていますが、去年少なかった分、物凄い数の人が健診に訪れていますよ。コロナ禍で皆さん病院に来られる事を控えていましたし、特に内視鏡検査等は検査自体で感染する恐れがある事から、特に緊急事態宣言発出中は検査自体を控えるよう厚労省からお達しが出ていました。


＞そして、水際では、検査技師への感染も心配されるからこそ、全自動のPCR 検査機器を導入して、陰性ならば、早期に普通の生活に復帰されることが大切です。

ようやくPSSとの関連の話が出てきましたね。
抗原検査等を使うくらいなら全自動PCR検査を導入する意義はありますよね。
ただ、これまでの話とどうリンクするのですか？医療体制と何の関係が？


＞そして非常事態になっても情けないような日本の医療システムを守っている利権構造に呆れ返ります。自分たちの仕事場を大切に思うなら、自ら立ち上がって改革すべき時です。政府や官僚の言いなりになっていては、良い方向には進みません。


これは全力で否定させていただきます。
日本の医療システムが情けない？
ふざけないでいただきたい。
OECD各国の中で単位医療従事者数辺りの病床数において日本がダントツに多く、また日本は国民皆保険。平時からの医療アクセスの良さは全世界でダントツに良いです。
通常の新患では欧米諸国では1ヵ月待ちはざらにある事は御存知ですか？
飛び込みで医療機関を受診してもその日のうちに受診出来る、体調崩して救急車を呼べば（病院の事情で受け入れられない場合ももちろんありますが）【誰であろうが】概ね数十分で搬送されて必要な治療を受けられる…しかも保険適応で。
一方、介護が必要でも自宅で介護出来ない、嚥下機能が落ちて容易に誤嚥性肺炎を起こし食事もとれないので施設でも受け入れられない人なんて全国に何百万人と居るわけですが、その受け皿はどこだと思います？病院ですよ。積極的な治療が必要でない人であっても、病院でしか対応出来ないという事から多くの病床、医師や看護師等がその対応に割かれています。諸外国ではあり得ない事ですよね？

無礼な事を仰った以上、上記の説明を読んでいただいた上で、どう「情けない」のか、分かるように説明をお願いいたします。