ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2020/08/01

>>12966

PCR「時短検査」生かせず 結果通知まで3日
(2020/8/5 23:59更新)日本経済新聞 電子版

ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO62344910V00C20A8EA2000/?n_cid=SNSTW001

原因のひとつが装置の置き換えの難しさだ。地方衛生研究所や民間の検査受託センターなどでは1日で数百人から1000人規模の大規模検査が可能な高性能な装置を配備している。多くは業界標準とされるスイスの製薬大手ロシュの装置だ。

ロシュの装置は1台で1回約100人分の検査をさばけるが、解析だけで3時間程度かかる。日本では解析時間を15分に縮める装置をキョーリン製薬ホールディングス子会社の杏林製薬が開発したが、小規模なクリニック向けを想定しており1回の検査数は4人にとどまる。どちらも弱点を抱えるなか、ある民間検査大手の担当者は「実績のない他社装置に切り替えることには慎重になってしまう」と打ち明ける。

価格の問題もある。検査装置は1台数百万円から数千万円程度かかる。杏林製薬の装置も1台約300万円でクリニックにとっては負担が重い。

検査結果を診断書にする作業も時間がかかる。約1時間でのPCR検査を可能にする試薬を開発した島津製作所は京都市内の病院と提携し、検査をしたその日のうちに結果を医療機関に送る仕組みを構築した。それでも医師が複数患者の検査データを読み込むのは負担が大きく患者の手元に診断書が届くには2~3日かかってしまうという。


抗原検査利用進まず
PCR検査が構造的に迅速化をはかりにくいなかで、感染者の捕捉を後押ししそうなのが「抗原検査」だ。PCRと違って、30分程度で結果が分かる。ただ、感染初期の人を見つける精度の低さや診療報酬の安さから医療の現場では採用が進まない。

富士レビオは週20万検査分を生産できる能力を持つが、実際の生産量はこれよりかなり少ないもようだ。足元の全国での流通量も数万検査分ほどとみられる。

売り方の既にPSSは出番なしの主張を論破
結論は以下

検査スピードを上げるひとつの手が小規模な検査システムの確立だ。日本医師会は5日、検査機器の配備増設を政府に求めた。クリニックでも時短検査の設備を導入できるような政府支援があれば、検体輸送の問題が無くなり、診断書作成の煩雑さも緩和される。