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プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2020/05/06〜2020/05/07

ついに来ましたね‼️
 
2020.5.8. 2:00 日経有料会員向け

「試薬とあわせて自動のPCR検査に欠かせない全自動装置はプレシジョン・システム・サイエンスも開発している。フランスなどで展開しており、日本でも医療機器として販売できるよう手続きを進めている。」



以下全文


富士フイルム、PCR検査を自動化 件数増へ熟練不要に
新型コロナ エレクトロニクス ヘルスケア
2020/5/8 2:00 [有料会員限定]

富士フイルムホールディングスは新型コロナウイルスの感染の有無について、検体を装置にセットするだけで全自動で調べられるPCR検査用の試薬を開発した。検査時間も従来の4~6時間から約75分に短縮できる。月内に国内向けに発売する。PCR検査は大半が手作業だが、熟練した検査員が足りていないとされる。自動化が進めば、不足が指摘される検査件数の拡大につながる可能性がある。

全自動検査装置に対応した試薬を開発した。装置は既に数十施設の大病院に導入され、結核の検査などに使われている。今回の試薬を使えばこれらの装置で新型コロナのPCR検査ができる。1度の検査で4人分を調べられる。

PCR検査は対象者から鼻や喉の奥の粘膜(検体)を採取し、試薬で遺伝子を増やして判定する。開発した試薬は検体やプラスチック製のチップを装置にセットするだけで自動的に遺伝子を検出・測定する。チップに半導体製造技術を応用した微細な溝を設けたため全自動でできる。

PCR検査を巡っては島津製作所が約1時間で済むキットを開発するなど競争が進む。ただ、人を介さない自動検査では富士フイルムの技術が最速水準のもよう。スイス製薬大手ロシュの全自動装置向けの試薬は検査に約3時間かかる。

試薬とあわせて自動のPCR検査に欠かせない全自動装置はプレシジョン・システム・サイエンスも開発している。フランスなどで展開しており、日本でも医療機器として販売できるよう手続きを進めている。

新型コロナで停滞する経済活動の再開に向けて各国が出口戦略を探るなか、検査の拡大が重要になってきている。新型コロナに関する政府の専門家会議が4日公表した資料では、人口10万人当たりのPCR検査数は日本の187件に対し主要国は数千件だった。安倍晋三首相も「人的な目詰まりもあった」として検査体制の不備を認めており、日本は対応が遅れている。