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(株)ワークマン【7564】の掲示板 2023/04/23〜2023/06/23

広報、全力投球のワークマン。さすがとしか言いようがない。そう、東洋経済もいつの間にかワークマンを支援しているのだ。5月12日の東洋経済オンライン。しかしだ。これもまた、炎上のリスクでしかない。専務取締役の土屋氏の心情などを細やかに代弁した記事のつもりだろう。これも立派な広報であり、近年、同社が最も得意とする太鼓持ち記事である。

しかし、土屋氏の心情?というか、逆説的な物言いは、いつもながら感心させられる。「社外取締役は不要だった」の土屋氏の持論である。多くの知見を必要としなかった。それは、「愚直にひとつのことを深掘りして来たからだ」」と言う。笑える。違うだろう。同社に欠けるのは、実はその深掘りではないのか?「しない経営」によって、業態論を社内で真剣に議論することがなく、軽い乗りで、何でもかんでもやってしまう。

今、最も深刻な過剰在庫に苦しむキャンプ、アウトドアはもとより、ジェンダー問題を切り裂くような#ワークマン女子、コラントッテなどのヘルスケア、社員の趣味が転じて生まれたゴルフ用品への本格展開?48億円の売上げを見込む。などの絶好調宣言。さらに今、投稿されたワークマンシューズ店の10年、200店舗。さらにぶっ飛びのワークマンプラス2、colorsなどのネーミングなどその勢い止まるところがない。#ワークマン女子は、確か10年で400店舗の構想をぶちあげてさほど年数も経っていないだろう。何という軽さか。やりたい放題、言ったもの勝ちの広報は、他社の追随は無いのも当然だろう。

広報のたびにレピュテーションリスク(企業への信頼、ブランド価値の低下)が生じていることに早くお気づきいただきたい。社内全体が安直に過ぎるのではないだろうか?口が軽すぎる。サリー氏は、社外取締役の役割を本当に勉強したのだろうか?東洋経済もわかっていながら取材し、記事にしているのか、とても信じることが出来ない。サリー氏は、社外取締役の就任をもって、アンバサダーではなくなるもののインフルエンサーとしての活動は続けるという記事のところである。幾つかのその違いの記述されたものを見たが、何とも明快とは言い難い。申し訳ないのだが、会社法の利益相反取引のリスクは絶対にないと世論の常識を覆す説得力は、全く感じることは出来ない。

広報部長の反論は結構だが、「何が悪い」はいただけない。商品そのもののPR広報など、もう何十人もいるアンバサダー(インフルエンサー)が居て、これ以上に何をしようと言うのか?会社は、これからが踏ん張りどころである。過剰在庫問題は、ひた隠しにするだけでは、取り返しが付かないことになることは明白である。今こそ俯瞰的な知見のある社外取締役が必要ではないだろうか。

繰り返して懇願申し上げる。取締役会は、今一度、真剣な議論をしていただきたい。サリー氏には、今、会社にある隠されたるリスク、その真相を知っていただきたい。全てのステークホルダー(企業関係者)の為に、企業価値を高めるために貴女が出来ることをどうかお願いしたい。株価は、企業の将来価値の上昇で必ず上がるのだ。社員が、そして加盟店が元気であること。これに優る喜びがあろうか。