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(株)三井E&S【7003】の掲示板 2024/04/20〜2024/04/21

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商船三井のLNGフェリー進水
3隻目、エンジンは三井E&S
[三友新聞 2024年4月18日号 より]
商船三井(橋本剛社長)は広島県尾道市の内海造船で、LNG燃料フェリーの「さんふらわあ かむい」の命名・進水式を執り行った。さんふらわあシリーズのLNG燃料フェリーとしては「くれない」「むらさき」に続く3隻目。2025年初頭に大洗・苫小牧航路の深夜便に就航する予定だ。さらにもう1隻を建造中で、2025年中に就航させる。

2隻ともエンジンは三井E&S(高橋岳之社長)によるもの。LNGと重油が使用できる「二元燃料エンジン」で、旅客船向けにLNGエンジンを納入するのは初めて。2015年の初号機からこれまで外航船向けには34基を受注しており、生産設備を増強し、船舶エンジンの二元燃料化の需要増大に対応している。

商船三井はLNG燃料フェリーを4隻体制にする。新造船の2隻は既存船の「しれとこ」「だいせつ」と入れ替える。さんふらわあシリーズは2017年から順次、新造船への更新が始まり、将来的には10隻全部をリプレースする計画だ。これまでに6隻が就航。今回の2隻を加えて、残り2隻(ごーるど、ぱーる)の更新でさんふらわあ10隻の新造が完了する。