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日本タングステン(株)【6998】の掲示板 2015/04/28〜2017/09/25

EVの時代が到来

 スゥエーデンのボルボがEV車のみの生産に移行するという話が出ています。ガソリン車から少なくともハイブリッドという考え以上に、電気にのみ頼る車が主流になりそうです。そのためには何といってもバッテリーの開発が急務でしょうが、現状でも電気接点の高性能化が必要のようです。
 実際にタングステン加工にパナソニックが昨年進出している通りで、やはりEV向けの銅タングステンの生産はプロミシングです。パナソニックは三洋電機を吸収していますので、テスラへのバッテリー供給を含め、バッテリーでは最先端を誇っています。
 日本タングステンのターゲットはダイカッターが、ど本命で、次はEV向けの銅タングステンであります。将来性は約束されていると思います。我国ではEV接点では、デンソーがその分野で最先端ですが、世界を見ても同社がリードしていると思います。その背景で、最も恩恵を受ける可能性が高いのが日本タングステンです。
 今後はドイツ車も開発を進めてくるはずで、高電流、高電圧に耐える接点の開発は急務で、まさにモリブデンの電極ではなく、銅タングステンが主流になると考えます。
 現状を申し上げると、パラボリックが陰転したばかりで、常識的にはもみ合う場面と考えるのが普通です。先週末は、大引けで売りが出て少し甘く終わりましたが、寄り引け同値で、面白い展開も期待できます。
 一方で最近の出来高面では、そろそろ陽転する可能性も秘めています。明日でも株価が230円を超える場面があれば、大きく様相が変化します。
 最後に株式併合は株主にとってはプラスに働くのではと思います。その理由は株数は10分の一になり、株価は10倍に理論上なります。しかし株価が上がれば、流通上の関係から、分割の可能性が高まります。例えば現状では株式併合後の株価2000円前後ですが、株価が4000円もしくは5000円になれば流通性を鑑み、2分割も考えられるからで
す。今年のテンガーバーになると期待しています。外人持ち株比率が極端に低いことも、逆に働くと思います。
 明日からの動きに期待しましょう。