ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

太陽誘電(株)【6976】の掲示板 2019/11/09〜2019/11/21

現物ホルダーです。
当期よりも来期の業績の方が期待できるので、2020年まではホールドします。
事業環境は良好だと期待しています。高付加価値のハイエンド型MLCCで競争力が高く、コモディティからのシフトが着実に進んでいるとみます。
(自動車ADASのレベル進化、5G基地局建設、旗艦スマホの5G化など成長分野に対応しています。)

ただし、個人的には、IRの手法に納得していません。
(水害による)特損の有無、金額の見込みなどについて、全く情報開示がありませんでした。10/21の(第2報)以降の情報提供がなく、万一、11/11の決算で、いきなり、特損のお知らせとなった場合は、違和感を感じます。(もちろん、影響が軽微であることがベストシナリオですが、リスクも想定しておく必要があります。)

IR担当部署へのお願いですが、万一の場合は、事実関係を明確に開示するのが望ましいと考えます。例えば、
  ・ 特損影響は、当期に限定され、来期は、むしろ業績回復要因となる
  ・ 生産品目は、主力のコンデンサではなく、インダクタ
  ・ インダクタの主力生産工場はフィリピン(従業員4千人以上)。福島は
    200人程度
  ・ インダクタの供給体制は、フィリピン工場、中之条工場の増産で一部代替
 など、先行きの業績に与える影響度合いは大きくないとのブリーフィングを適切に行うことが大切ではないかと思料。

 再度、申し上げますが、私は、中期的な現物ホルダーで、売り方(特に、禿鷹の外資は酷い)を応援している訳ではありません。ベストシナリオは、あくまでも、特損が発生しない程度の軽微な影響であることですが、万一、悪いシナリオの場合であっても、来期まで待てる現物の方は、狼狽売りをしなくても良いのではないかとの個人的な意見です。
 自己責任でご判断ください。もちろん、杞憂であることを祈ります。