ＦＤＫ(株)【6955】の掲示板 2019/05/24〜2019/06/20

>>969

静電容量は電極板の面積に比例します。
並列で繋げば電極板の面積が増え、容量が増えます。
積層全固体電池や、積層セラミックコンデンサは四角い容器の中で積層された物は、直列に繋がっているように見えて、並列で繋がっているのです。

村田製作所の全固体電池は5.7×9.6×5.2だから、電極面の面積は29.64mm2です。
FDKのは3.2×4.5×1.6だから、電極面の面積は5.12mm2です。
つまり村田のはFDKの電極面の5.7890625倍あります。
村田の長さはFDKの9.6÷4.5=2.13333倍です。
500μAhは0.5mAhだから、　　

0.5×5.7890625×2.13333=6.16599

つまり同じサイズに単純に置き換えると
村田10mAh、FDK 6.16599mAhになります。
村田の静電容量はFDKの1.62倍あります。

しかしながら、積層セラミックコンデンサは小型化すると容量が不安定になる欠点があり、積層セラミックコンデンサの技術を応用して作られた村田の全固体電池はこのサイズより小さくできないかも知れないです。

容量100倍はTDKのと比較したものです。
それもサイズが違うので正しい比較ではありません。