ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)ツインバード【6897】の掲示板 2021/03/02〜2021/03/04

追記(続き)
 前回、FPSCの技術は夢があると述べました。発明は「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの」(特許法)とのことですが、スターリング理論を活用したカーボンフリーの冷媒を用いた冷却システムはオゾン層破壊や温暖化対策を解決する発明に相当する思います。まさか実現は難しいとされたスターリング理論をを用いたフリーザーを日本の(大手家電メーカー以外の)企業が商品化した驚嘆です。当然、中国など近隣諸外国が類似商品を発売するかもしれません。ただ今後このシステムをいかにして他の分野の商品に活用するか?がこの企業の今後の成長のカギになのではないでしょうか。例えば世の中の冷蔵庫やクーラー、さらにMRIなどの医療機器や超伝導を用いる家庭用蓄電池など。この技術を大学と共同研究することであらたな商品開発につながるきっかけになるのでは。環境に配慮している技術であることから国からの研究費助成による支援が得られる可能性も高くなります。企業とコラボしてFPSCを用いたカーエアコンが開発され、燃料電池自動車に搭載されれば、さらに環境に優しい車として注目されるかもしれません。もしかすると今回の開発が家電メーカーから部品供給メーカーへの脱却、転換点となり得るかもしれません。すでにこのような考えを持っている社員や優秀なコンサルがいて、フリーザーの増産だけではなく、さらに次の戦略を考えているとよいのですが。夢のような話ですが液晶タッチパネルの技術によって携帯電話がブラックベリーからiphoneと変革(イノベーション)したように、また青色LEDによって電球がLED電球に変わり、テレビがブラウン管から薄型液晶テレビに変わったように、以前は夢のような話が発明によって現実となっている現在、この技術も夢があると思えて仕方がないのですが・・・。資金だけでなく株主として意見やアドバイスをして、ともに利益が得られるような企業を育てるのも投資家の役割なのかもしれませんね。