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(株)日本マイクロニクス【6871】の掲示板 〜2015/04/27

>>14605

gog3さん こんにちわ。

NEDOの資料貼付ありがとうございます。

 私のような素人には、p16(11)革新電池の技術マップの見方がよく分かりません。

 金属・空気電池が2000wh/kgで、最も優れているということでしょうか? また、右上が目指す方向なのでしょうか?

 宜しければ、ご指導をお願いします。

  • >>14660

    こんにちは。
    16ページに関しては、私もよくわかりません。(電気科でしたが大学文系なもので・・)
    私の拙い知識で書きますが、2次電池の性能を示す指標としては、電力密度と出力密度が2大指標だと思ってください。

    電力密度(Wh/L)=1Lあたりどれくらいの電力を溜め込めるか。エネルギー密度ともいいます。
    出力密度(Wh/L)=1Lあたりどれくらいの充放電が可能か。パワー密度ともいいます。

    つまり、
    ・電力密度が高ければ高いほど、コンパクトで大容量になる。
    ・出力密度が高ければ高いほど、充放電が早く出来る。
    と考えてください。

    分かりやすく従来の電池との比較事例でいいます。
    ※種類別の数字はあくまで大体の数字です。メーカーや算出方法によって差があります。

    種類              電力密度      出力密度 充電時間
    ニカド電池           40Wh/L 80Wh/L    120分~240分
    ニッケル水素電池        60Wh/L 150Wh/L    60分~120分
    リチウムイオン電池       200Wh/L 500Wh/L 30~60分
    日本マイクロニクス量子電池   500Wh/L 8000Wh/L   2~3分

    となります。
    自分で書いていても信じられませんが、理系で知識の有る方いらっしゃいましたら、訂正お願いします。こんな夢の様なブレークスルーは有り得ないと自分でも思いますので。

    また量子電池以外は発熱性、環境性、劣化(リチウムイオンは比較的劣化が少ない)、希少金属使用、重量などの問題がありますが、今回の量子電池はそれらの課題をすべてクリアしているといえます。

    少なくとも従来型の電池の性能を遥かに上回ることは間違い無さそうです。