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ミナトホールディングス(株)【6862】の掲示板 2018/01/15〜2018/03/01

まさに、みなとHDが上方修正した理由と同じことが起こってますね。


データセンター 市況揺らす(上)アマゾン、サーバー「爆買い」
メモリー特需、価格急騰

2018/1/31付 データを処理するデータセンターへの投資が熱を帯びている。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の普及で爆発的に増えているデータを処理するため、北米を中心としたクラウド事業者がサーバー増設を急ピッチに進めた。半導体や電子部品に特需が生じ、価格も急騰している。日本国内では巨費がかかる施設建設は増えておらず、施設利用料が高騰するおそれも出ている。

メモリーはサーバー向けの伸びが顕著

 「2017年からサーバー向けの伸びが顕著になった」。メモリーモジュールメーカー、センチュリーマイクロ(東京・品川)の嶋野康生社長は証言する。

 調査会社の米IDCによると、17年7~9月の世界サーバー市場は前の年の同期を20%上回る169億ドル。伸びが目立つのが米スーパーマイクロや中国、台湾などのODM(相手先ブランドによる設計・生産)メーカー。17年は前年を4割以上上回る伸びが続いた。

 米アマゾン・ドット・コムなど米国の大手クラウドサービス事業者がこうしたODMメーカーからサーバーを「爆買い」している。金融機関やメーカーなどでクラウドサービスの利用が広がるなか、サーバー投資の必要性が増している。

 主要クラウド事業者は過去2~3年でODMメーカーと直接取引する体制を構築した。サーバー大手を経由せずに調達コストを抑える。サーバーを大量購買できるようになり、大口のメモリー調達につながっている。

 DRAMやNAND型フラッシュといった半導体メモリーはサーバー特需に沸く。「米国のクラウド事業者は向こう1年分の購入枠を押さえている」(海外メモリー大手)。DRAMの大口価格が17年年間で2割、NANDは3割上昇した。
・・・略・・・
 サーバーの頭脳を担うCPU(中央演算処理装置)が性能向上に苦戦していることもメモリー需要には追い風だ。NANDを使った記憶装置、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)がサーバー高速化のカギを握るようになり、「SSDへのシフトが加速した」(日本ヒューレット・パッカードの山中伸吾氏)。