ｓａｎｔｅｃ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ(株)【6777】の掲示板 2019/02/28〜2019/03/08

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韓国の移動通信市場のシェア（加入者数ベース）はSKが48%、KTが30%、LGユープラスが22%。3社は5Gの料金体系をまだ明らかにしていないが、5G整備に4Gより30%以上多い最大25兆ウォン（約2兆4500億円）を投じる見通し。
韓国は通常の電話回線を使うADSLの普及で「ブロードバンド大国」との評価を得たが、光通信の普及では日本などに後れをとったとされる。
5G関連技術でも韓国科学技術企画評価院によれば、韓国は世界4位。首位の米国とは2年近い技術力の差がある。韓国の専門家は、制御が難しい高い周波数の電波を正確に扱う技術などで韓国は米国に及ばない半面、外部からの不正アクセスを防ぐ技術は世界最高水準にあると指摘する。
韓国企業は、半導体や自動車、造船など多くの業種で低コストを武器にする中国企業の追い上げに苦しむ。5Gは韓国産業界の劣勢挽回の切り札としても期待がかかる。
SKとKTは5Gの一部の法人向けサービスについて昨年末以降、消費者向けに先んじる形で始めた。SKはグループの半導体工場の検査ラインで複数の角度から部品を撮影して即座に不良を判断する仕組みを構築。作業効率を2倍に高めた。
KTは造船大手の現代重工業の造船所で作業者を危険から遠ざける仕組みをつくった。監視カメラが製造装置の動きを分析し、作業者との接触が予想されると、周囲の作業者を含めて警告を出す。スマート工場と呼ばれる仕組みで、競争力強化につなげたい考えだ