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ザインエレクトロニクス(株)【6769】の掲示板 2016/01/03〜2016/01/29

大和総研グループ 株式会社大和総研
「4K」・「8K」について  2014年10月3日  顧問 小笠原 倫明
ttp://www.dir.co.jp/library/column/20141003_008980.html
  ・・・
 次に「8K」である。8Kテレビの画素数は、横8千(8K)×縦4千=約32百万。4Kの更に4倍、現行2Kの16倍になる。まだ一般の方が8Kの映像に接する機会は限られているが、ご覧になった方は一様に驚く。4Kの高精細、立体感、奥行きと申し上げたが、8Kのそれは4Kの比ではない。・・・

 ただ、当面の8K利用としては、街頭での競技観戦イベント(パブリックビューイング)、映像による街頭広告(デジタルサイネージ)、競技場内のディスプレイ(海外で大型4Kディスプレイを競馬場に設置した例あり)等の屋外活用や、前述の医療、防犯・監視等が中心になるものと思われる。

 8Kへの取組は、日本以外では、まだ限られた範囲に止まっており、4Kのように、世界のあちこちで、コンテンツ制作、サービス提供、関連機器の開発に「よってたかって」取り組まれている段階には至っていない。

 今後大事なのは世界展開。2020年の東京五輪は8Kをアピールする絶好の機会である。世界に向けたショーウィンドーとして、国内多数箇所での8Kパブリックビューイング、(当面広範な普及は難しいかもしれないが)家庭での8K視聴ユースケースの実証、更に、国際回線を経由した海外での8Kパブリックビューイング等に取り組む要あり。2018年実用放送開始に向けた8K放送へのチャンネル配分も、こうした観点から検討されるものと思われる。・・・

【コメント】「8K」とはなにかから知ることから始めざるを得ないです。当面は屋外用のディスプレイの用途があるようです。

 『主要30業種と日本&世界経済のトレンドが丸わかり!! 業界大予測2016』p36~p37に「4K・8K」の市場動向予測がありましたが量販店に恩恵があるようです。
・2016年の4K,8Kの試験放送の開始により、実用放送開始の2018年でテレビ需要は上がる見込み
・家電量販店各社のオムにチャンネル戦略の拡大により、ネット販売のプラス効果が期待
・テレビの買い替え需要で上位機種8Kの販売需要が見込まれる、さらにはインバウンド需要も見込まれる。

  • >>747

    ザイン急騰 8Kテレビ向け 伝送技術を開発 車載カメラなどへも応用 モーニングスター1月27日付

     ザインエレクトロニクス(6769・JQ)が急騰。26日付日経産業新聞でフルハイビジョンの16倍の解像度を
    持つ「8K」テレビ向けの高速映像伝送技術を開発したと報じられた。
     開発したのは従来の4倍、1秒間に160億ビットのデータを送る16㌐bps(ビット毎秒)の大規模集積回路。機器間の遅延を防ぐことができる。4Kテレビは4㌐bpsが標準で、8Kテレビに対応するために世界初となる
    16㌐bpsのデータ伝送速度を実現した。この技術はテレビ以外にも監視カメラや車載用カメラなどへの応用も見込んでおり、生産は台湾メーカーなどに委託する。 
     26日は全般相場が反落商状で、前日よりも個別物色が活発。AR(拡張現実)/VR(仮想現実)関連やフィンテック(金融のIT化)関連などのテーマ株も盛り上がっており、同社株も同様の感覚から買いを集めたようだ。

    【コメント】ザインが開発したのは、16㌐bps(ビット毎秒)の大規模集積回路。ザインはファブレス(※1)ということで、工場を持たないということでした。ファブレス会社は、工場を持っている会社よりも儲かりやすいのでしょうか。

    ※1 ファブレス wikiより
     ファブレス(fabless)とは、その名の通りfab(fabrication facility、つまり「工場」)を持たない会社のこと。体的には、製品の企画設計や開発は行うが、製品製造のための自社工場は所有せず、製造自体はEMSに全てか大半を委託し、製品はOEM供給を受ける形で調達し、自社ブランドの製品として販売する。

    主なファブレス企業 
     任天堂 - 玩具・ゲーム、セガ - 業務用ゲーム機器・家庭用ゲーム・テーマパーク、伊藤園 - 飲料、船井電機 - テレビ、テレビアンテナ、キーエンス - 自動制御機器、計測機器、メガチップス - 画像処理用LSI ほか