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シャープ(株)【6753】の掲示板 2019/09/30〜2019/10/17

>>944

貴見解、拝読しました。

”貿易不均衡の問題が今回の貿易戦争の発端です。” 当にこのフレーズこそが見解の相違の発端です。貿易不均衡を全面的に問題にしているのでは無いと思います。
”米国は(中国の様々な施策を)不公平と感じて、中国に是正を求めています。過剰な補助金の問題、技術やデザインなどを盗んでいる問題、為替を不当にコントロールしている問題。” 付け加えるならば資本の過半を握る政策(外資は49%までしか出資できず経営権を握れない)。
こちらは同意です。米国だけでなく、日本のまともな人々もそう考えるでしょう。明らかに不平等条約だからです。しかしこの不平等を国際金融資本家、日本の政治家・起業家も許してきました、というかそれで大儲けしました。それは中国を世界の工場に仕立て上げ、中国の安い労働力で製品を作り、それを米国や先進国に売り捌き利益を得ました。中国共産党もそこは心得ており、金融資本家に十分甘い汁を吸わせつつ自分達の利益をため込みました。
鄧小平の改革開放路線開始以来の富の蓄積は膨大で、バブル時代の日本同様、世界中の不動産や会社を買い漁りましたが、日本と違うのは世界の覇権を目指したと云う事です。
この世界の覇権を目指したと云う事に対するリアクションが、国際金融資本家の米国金融市場からの締め出しであり、トランプの中国に対する高関税処置です。目覚めていないのは日本の政治家や経団連だけです。要は世界唯一の国際通貨であるドルを中国に渡さないと云う事です。人民元の信頼なんて全くありませんから。中東の産油国も人民元での支払いは拒否するでしょう。
トランプは中国以外のアジアの国々からの貿易不均衡は当面、許容すると思います。日本ですら中国への処置に比べれば甘くみてくれています。これは日本がフェアトレードの国であると云うことも影響しているでしょうが。
そして、トランプの狙いは民主党的はグローバリズム(国境を無くし、人、物、金の自由を最優先する➪安い製品が先進国の産業を駆逐する)に対するアンチテーゼであり、行き過ぎたグローバリズムの是正にあると思います。

  • >>960


    この地球上にはイデオロギーや価値観の異なる人種がおおくあります。
    宗教の違いもしかり、環境の違い、慣習や文化の違い、民主主義国家でないから
    排除すると言うのはいささか身勝手です。
    しかし、お互い生活があり、生きていかなくてはなりません。(イデオロギーを重視する貴方と生活を重視する私と考えの相違かも知れません)
    日本のダイソーの100均ショップの商品の6割が中国製であり、米国市場でも同様に日常雑貨や工具、家電商品に中国製が多い。勿論、米国資本の中国製も多くあります。これらに25%の関税がかけられると単純に売価が1.25倍となり、年金生活者はたちまち生活に困ります。売価を抑えようとすると企業の業績が悪化します。
    半年耐えるのが限界だと思います。国家は自国住民の生活や企業が立ち行くよう考えねばなりません。妥協する以外に解決策はないと思います。長くは耐えられません。私は来月末に合意すると見ています。10%程度の関税が残っても許容範囲でしょう。コストアップを抑えてサプライチェーンを変えられるのは極一部の商品です。