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シャープ(株)【6753】の掲示板 2019/09/30〜2019/10/17

>>930

> 基本的に米中合意はないと思います。例え部分合意があったとしても、それはトランプの選挙対策であり、最終的には中国を孤立化させていく。理由は、今や世界覇権を目指す中国共産党を国際金融資本家(ウォール街、シティ等)、トランプ(ティパーティ=草の根=一般庶民)とも許さないからです。

二つの問題を分けて考える必要があるのではと思います。
世界覇権の問題は常に世界のビッグ2が競い合うのは当然です。
貴方のおっしやる通りです。Huaweiの問題等は米国は妥協しないでしょう。

貿易不均衡の問題が今回の貿易戦争の発端です。米国は不公平と感じて、中国に是正を求めています。過剰な補助金の問題、技術やデザインなどを盗んでいる問題、為替を不当にコントロールしている問題。米国産品をもっと買って不均衡の是正に努力せよという米国の主張、これらを是正すれば貿易不均衡はある程度是正されると見ています。つまり、双方が妥協する余地はあると思います。サプライチェーンを一部中国から他の国例えばベトナムに移しても、米国の貿易赤字の総額は変わりません。むしろ中国の商品に高い関税をかけることを長期化すれば、米国国民の負担が大きく、中国の報復によって米国企業も打撃を受ける。いつか国民から反感を買うことになるでしょう。

以上が私の見解で、後者は年内に妥結すると見ています。

  • >>944

    貴見解、拝読しました。

    ”貿易不均衡の問題が今回の貿易戦争の発端です。” 当にこのフレーズこそが見解の相違の発端です。貿易不均衡を全面的に問題にしているのでは無いと思います。
    ”米国は(中国の様々な施策を)不公平と感じて、中国に是正を求めています。過剰な補助金の問題、技術やデザインなどを盗んでいる問題、為替を不当にコントロールしている問題。” 付け加えるならば資本の過半を握る政策(外資は49%までしか出資できず経営権を握れない)。
    こちらは同意です。米国だけでなく、日本のまともな人々もそう考えるでしょう。明らかに不平等条約だからです。しかしこの不平等を国際金融資本家、日本の政治家・起業家も許してきました、というかそれで大儲けしました。それは中国を世界の工場に仕立て上げ、中国の安い労働力で製品を作り、それを米国や先進国に売り捌き利益を得ました。中国共産党もそこは心得ており、金融資本家に十分甘い汁を吸わせつつ自分達の利益をため込みました。
    鄧小平の改革開放路線開始以来の富の蓄積は膨大で、バブル時代の日本同様、世界中の不動産や会社を買い漁りましたが、日本と違うのは世界の覇権を目指したと云う事です。
    この世界の覇権を目指したと云う事に対するリアクションが、国際金融資本家の米国金融市場からの締め出しであり、トランプの中国に対する高関税処置です。目覚めていないのは日本の政治家や経団連だけです。要は世界唯一の国際通貨であるドルを中国に渡さないと云う事です。人民元の信頼なんて全くありませんから。中東の産油国も人民元での支払いは拒否するでしょう。
    トランプは中国以外のアジアの国々からの貿易不均衡は当面、許容すると思います。日本ですら中国への処置に比べれば甘くみてくれています。これは日本がフェアトレードの国であると云うことも影響しているでしょうが。
    そして、トランプの狙いは民主党的はグローバリズム(国境を無くし、人、物、金の自由を最優先する➪安い製品が先進国の産業を駆逐する)に対するアンチテーゼであり、行き過ぎたグローバリズムの是正にあると思います。