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>>506

米株急落、アジアに響かず 感染・景気の違い映す
証券部 佐伯遼
2020/10/27 12:571152文字[有料会員限定]

身構えた市場関係者には肩すかしの展開となった。前日の米国株の急落で、日本株などアジア市場も荒れ模様かと思いきや、27日のアジア市場はそろって小幅安にとどまっている。朝方は下げる場面もあったが、押し目買いの勢いが市場関係者を驚かせた。新型コロナウイルスの感染が再び拡大している欧米と、経済活動の再開が進むアジアの違いが、株価の差につながっている。

「最近は欧米との景気の相対的な違いが素直に株価に表れている」。第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミストはこう話す。

27日午前の日経平均株価は前日終値比65円(0.3%)安の2万3428円で取引を終えた。午後も同水準で一進一退となっている。中国の上海総合指数や台湾加権指数も前日比0.3~0.4%安で推移し、韓国総合株価指数は上昇する場面もあった。1~4%下落した前日の欧米市場に比べてアジア株の底堅さが際立つ。