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オンキヨーホームエンターテイメント(株)【6628】の掲示板 2020/08/04〜2020/08/06

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    千年伯爵 強く買いたい 2020年8月6日 14:40

    >>988

    そもそも、携帯電話のような小さな端末で、どうやって音を構成しているかご存知でしょうか。
    音というのは、空気の波が耳に入ることで音として認識します。しかしイヤホンで聴く場合は携帯電話が震えているわけではなく、震えているのはイヤホンであり、スピーカーであるわけです。この場合の携帯電話の役割は、こういう音ですという信号を送る為の装置であり、音源はその信号ということになります。ひと昔前にコンポで音楽を聴いていた人にとっては、真ん中に置くことが多いアンプが信号を送る為の装置であり、CDがその信号を記録した媒体ということです。

    それぞれ媒体は違えど役割は同じです。違う部分は様々ありますが、大きな要素として信号そのものが違います。
    携帯電話のような小さな端末では、信号そのものが圧縮されています。具体的には、CD音源の10分の1程度のデータサイズに圧縮されているのですが、聞き流す程度では気づかないくらいの劣化となっています。

    そもそも圧縮した音源がどれくらい劣化するのでしょうか。携帯電話で聴く音楽もクリアな心地よい音楽だという方も多いはずです。音源データの圧縮によって、わかりやすく変わるのは「ハイハットの音」です。つまり高音域が失われるという方がわかりやすいかもしれません。ポップスなどではドラムの音がチッチッとリズムを刻むように鳴っていますが、その音が小さくなる、もしくは聴こえなくなるといった変化が起きます。

    これはコンポと携帯電話の違いというよりは、CD音源とダウンロード音源の違いです。データ容量にしても、CD音源は1曲平均50MB、携帯音源は1曲平均5MBです。だいたい1分10MB、1MBとそれぞれカウントするとわかりやすいです。
    コンポでも圧縮音源を聴く場合は、同様に劣化した音楽にはなるのですが、その劣化を還元するという画期的な機能が近年生まれました。