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ニデック(株)【6594】の掲示板 2021/11/16〜2021/11/25

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add****** 強く買いたい 2021年11月18日 17:14

「殴り込めば必ず勝てる」日本電産、OKK買収の胸算用
2021年11月18日 15:49
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三菱重工工作機械の買収で工作機械事業に参入した(滋賀県栗東市の日本電産マシンツールの工場)
日本電産が工作機械事業に本腰を入れ始めた。18日、OKKを買収すると発表した。8月に買収した三菱重工業の工作機械事業と合わせて製品群の幅を広げ、工作機械市場に攻勢をかける。「この業界に殴り込めば必ず勝てる」と意気込む永守重信会長が率いる日本電産が台風の目となる可能性もある。

OKKが実施する第三者割当増資を日本電産が引き受ける。取得額は約54億円。増資引き受け後の持ち株比率は約67%となる。OKKは自動車部品向けなどに中小型の工作機械を手がける。加工能力の高さや研削加工ができるマシニングセンターなどの技術が評価を得てきた。

三菱重工から買収した日本電産マシンツール(滋賀県栗東市)は大型工作機械が強みで、OKKは中小型の工作機械を得意とする。両社を傘下に置くことで「総合的な提案力が格段に増す」(日本電産)と説明する。

「1番になれると自信を持つようになった」と永守氏が工作機械事業で手応えを感じるきっかけになったのが、マシンツール買収後に自身が乗り込んだPMI(統合作業)の成果だ。

当初はマシンツールの歯車関連技術に着目し、日本電産が主力事業として投資を集中させている電気自動車(EV)向けの部品を内製化したり技術を獲得したりすることを狙いとしていた。

だが、日本電産流の徹底したコスト管理手法を導入すると、赤字だったマシンツールは買収から数カ月で黒字化。永守氏は「工作機械そのものにビジネスチャンスがある」と直感。欧州やアジアなどに生産拠点を増やし、2026年3月期には1000億円の売上高(21年3月期は約200億円)を目指す計画を進めている。

OKKは海外展開が遅れており、「海外需要の高まりに追随できず事業規模が縮小した」(日本電産)。今後は、マシンツールの海外工場を活用して海外生産の比率を高める考えだ。