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日本金銭機械(株)【6418】の掲示板 〜2015/04/27

カジノ法案、一転先送り=前のめり自民に公明待った

カジノ解禁に向けた「特定複合観光施設区域整備推進法案」をめぐり、与党内の駆け引きが活発になってきた。法案再提出を急ぐ自民党に対し、公明党がギャンブル依存症への懸念などから待ったをかけている構図だ。自民、維新、次世代の3党がいったんは合意した月内の再提出は、公明党への配慮から先送りが固まった。
 カジノ推進派の細田博之自民党幹事長代行と、カジノを含む統合型リゾート(IR)整備が決まれば担当閣僚となる公明党の太田昭宏国土交通相が27日、国会内でばったりと顔を合わせた。
 太田氏「うちの党はだいぶ硬いよ」
 細田氏「賛成してくれとまでは言わない。自主投票でいいので」
 太田氏「いやあ、だいぶ硬いけどな」
 細田氏が会長を務める超党派の「国際観光産業振興議員連盟」は24日、昨年の衆院解散・総選挙で廃案となったカジノ法案を30日にも衆院に再提出することで合意。27日の与党幹事長会談でも扱いを協議したが公明党は首を縦に振らず、自民党は谷垣禎一幹事長と細田氏が協議して、「月内にはこだわらない」と軌道修正に追い込まれた。
 自民党は2020年の東京五輪・パラリンピックに合わせたIR開業を目指しており、「今国会で成立させなければ間に合わない」(幹部)と焦りを募らせている。カジノへの公明党の懸念を払拭(ふっしょく)するため、法案再提出に当たり、ギャンブル依存症対策を講じるよう政府に要請する条文を追加し、理解を得たい考えだった。
 だが、公明党の井上義久幹事長は27日の記者会見で「政府に(依存症対策の)検討を委ねるのは、あまりにも無責任ではないか」とにべもない。法案審議が始まれば担当閣僚として答弁を求められる太田国交相は「俺は絶対に答弁しない」と周囲に漏らしている。同党内では安全保障法制に関する与党協議で自民党に押し込まれたとの思いが強く、ある幹部は「今国会は安保国会だから、その上にIRなんて無理だ」と断言した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015032700763

また先送りなのか?