ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

鉱研工業(株)【6297】の掲示板 2015/04/28〜2015/08/22

【続き】

 品川、名古屋駅周辺など都市部の地下と山岳地帯を走るリニアはルートの9割近くがトンネルになる。大林組や清水建設もこうした工事に狙いを定めているもようだ。

 リスク覚悟で難関に挑む背景には、国内の仕事量確保だけでなく海外市場開拓につなげる思惑がある。新興国では今後、道路、鉄道などのインフラ整備や都市開発で大型土木工事が増える。

 大成が13年にトルコで完成させた海底鉄道トンネルなど日本勢も実績はある。だが海外売上高を比べると米ベクテルなど世界建設大手はもとより、韓国の現代建設やサムスンエンジニアリングにも差をつけられている。安さを武器に中国勢も台頭している。日本建設業連合会の会員企業の工事受注額(13年度)のうち海外分は1割に満たず、世界では影が薄い。

 ひも付きの政府開発援助(ODA)はかつてほど期待できない。成長市場にどう割り込むか。リニア工事受注は所定のコストと期限の中で質の高い仕事をこなす能力があるというアピール材料になる。「技術力を示す格好の機会」(ゼネコン大手首脳)というわけだ。

 人手確保、人件費や資材費などコスト上昇への対応、環境配慮……。克服すべき課題は多いが、リニア工事が将来を占うことになる。


日経記事より。
名前こそ出ていませんが、リニア関連として再認識され動き出しそうですね!