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(株)技研製作所【6289】の掲示板 2019/01/18〜2020/01/11

>>189

本日、6月4日(火)

前回の投稿は、4/26(金) 3,485円、今日の終値は3,200円、▲8.2%の下落率。

◆2019.5.29 ニュースリリース
セネガル共和国ダカール港の岸壁改修工事で「ジャイロプレス工法®」がODA案件として採用
https://www.giken.com/ja/news/release/gkn19nw009ja/

上記のIRが、四季報速報で取り上げられている。
◆5月31日 技研製作所はインプラント工法をアフリカ大陸で初受注、ODA案件のセネガル・ダカール港岸壁改修工事に採用

同案件はODA(政府開発援助)案件で、19年7月から着工し、20年6月末が終了メド。進行が順調なら業績寄与は来20年8月期になる。

当社にとっては、ODA案件の受注はこれまでフィリピン、ミャンマー、バングラディシュなど複数ある。今回の案件は工事施工と鋼管など材料供給とのパッケージ受注としては、バングラデッシュに次いで2件目になる。それ以前はインプラント機械=サイレントンパーラーの輸出と、現地での技術指導が中心だった。

バングラディシュの場合は、インプラント工法の応用でも鋼管矢板を圧入して橋梁の基礎工事をするというものだったが、今回の場合は鉄鋼杭、小口径鋼管を回転切削圧入する「ジャイロプレス工法」によるもの。

この方法だと、硬質地盤にも対応できる、大型の作業船が不要なため工事中も船舶の接岸・荷役が可能、工事期間が延べ7カ月間と短いなどの利点がある。これらが総合的に判断されODA案件として採用されたようだ。

当社は、軟弱地盤、硬質地盤の両方に対応可能なインプラント工法の潜在市場は大きいと見て、今後も国内外でインフラ改修関連受注を拡大していく意向だ。また、当社がアフリカ大陸でインプラント工事を受注するのは今回が初めてのこと。工法、構造物の材料供給と施工をパッケージ化して提供するモデルケースとして、国内外にアピールしていくという。

6/4(火)3,200 前日比+20(+0.63%)

  • >>228

    本日、6月21日(金)

    ◆2019年6月21日(金)By 四季報速報
    技研製作所はインプラント工法による「ため池」の耐震化工事受注拡大に注力

    技研製作所は連結子会社の技研施工が高知件室戸市でインプラント工法による「ため池」の補強工事を受注、6月下旬にも完成させる見込みだ。

    農業用水を確保するため人工的に造成された「ため池」は、現在全国に約20万カ所あるとされる。その多くは江戸時代に造成されたもので、昨年の西日本豪雨、近年の大中規模地震、ゲリラ豪雨などにより、各地で多くの「ため池」が決壊し、甚大な被害が生じている。

    当社では、こうした老朽化した「ため池」による災害リスクを回避するため、インプラント工法による「インプラント堤防」づくり、すなわち「ため池」の堤体補強工事を各自治体に提唱してきた。

    今回、完成目前にある高知件室戸市の「黒茂谷池」(くろもだにいけ)もその1つで、経年変化による石積みの変形などから、地震による決壊が懸念されていた。

    これをインプラント工法による「インプラント堤防」にして補強し、決壊を防ぐというのが今回の案件だ。

    農林水産省では、決壊した場合に人的被害を与える恐れのある全国の「ため池」約1.1万カ所を「防災重点ため池」として認定し、現在は昨年の豪雨災害を踏まえ新たな選定基準を設定し、再選定を進めている。

    政府は2018年度の第2次補正予算と19年度予算で優先度の高い「防災重点ため池」約1000カ所の緊急対策に合計1022億円を計上し、今年4月には「農業用ため池」への自治体の管理権限を強化する法律を公布。
    これにより、今後は全国で「防災重点ため池」の対策強化が加速化される流れになっている。

    インプラント工法による「ため池」の補強工事は、この工法を採用している当社の顧客が高知県ですでに2件工事を手掛けているが、当社の子会社が直接工事を手掛けるのは今回が初めてのケースになる。当社としては、こうした実績をテコに今後「インプラント堤防」の受注を拡大していく方針だが、顧客による受注拡大でも、この工法の知名度拡大、当社のインプラント機械受注拡大につながり、いずれの場合もプラスになるとみている。

    6/21(金)3,230 前日比-90(-2.71%)