ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

住友電気工業(株)【5802】の掲示板 〜2015/04/28

>>13629

◆2013/08/21 日本経済新聞 朝刊 13ページ

住友電気工業は国内で生産している光通信部品の一部工程を中国とベトナムに移管する。生産コストを抑えるのが狙いで、2014年から順次実施する。同事業は世界的な通信インフラ投資の減少で苦戦している。国内からの生産移管で、仮に今後1ドル=80円まで円高が進んでも採算を確保できる体制にする。

現在国内で約1400人の従業員が光通信部品事業に携わっているが、15年春までに配置転換などで300~400人削減する。

まず光信号の送受信に使う光トランシーバーの組み立て工程を横浜製作所(横浜市)から中国・蘇州市の子会社に移す。クラウドシステムの普及を背景にデータセンターのサーバー用の需要が伸びており、現地の通信機器大手などに供給する。

山梨県昭和町にある子会社の工場で生産している光通信部品や携帯電話基地局の無線通信用部品のうち、量産品の生産をベトナムに移す。

8/20 1292 ▲42

  • >>13660

    ◆2013/08/29 日本経済新聞 朝刊 13ページ

    住友電気工業は来年4月からマグネシウム合金の板材を本格生産する。25億円を投じ伊丹製作所(兵庫県伊丹市)の設備を拡張する。同合金はアルミニウムよりも軽量で丈夫なのが特徴で、住友電工は独自の圧延技術で強度をさらに高める。自動車部品などの用途を開拓し、2017年度までに年200億円の売上高を目指す。

    幅350ミリメートルの板材を生産する。すでに伊丹製作所には試験設備があり、マグネシウムの溶解炉と圧延機を加える。昨冬、東芝のノートパソコンに採用されたのを機に本格生産に踏み切る。大型の部材にも対応できるように、幅700ミリメートルの板材を圧延できる設備の導入も検討する。

    用途はパソコンのほか、スマートフォンやタブレット(多機能携帯端末)にも広げる。今月には新素材の開発を目指す経済産業省の実験事業にも採用されており、鉄道部品への応用も目指す。

    マグネシウム合金はアルミ合金よりも比重が軽い新素材。加工が難しいため鋳造で成型するのが一般的だが、板の伸びやすさなどが課題だった。

    8/29 1,355 前日比+29(+2.19%)