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(株)神戸製鋼所【5406】の掲示板 2017/11/11〜2017/11/13

株価がいくらが適正なのか私には分かりません。ただ、米司法省のペナルティーの話題でVWやタカタ、トヨタの巨額の事例で大騒ぎする事に違和感を感じます。
前にも投稿しましたが、人命に直接、もしくは個人の財布に直接影響する場合と、大規模なリコールになる場合は巨額になりますが、神戸製鋼の問題が大規模なペナルティになるという気がしません。
人命や安全に問題がない場合は、不正な品質レポートで不当な利益を得た、つまり過去、日系企業がペナルティを受けた価格カルテルなどの罰金の方が今回のペナルティに近い気がします。日立オートモーティブは56億円、西川ゴムは134億円、ニチコン47億など。BSは再摘発でも4億2500万ドル。
あまり詳しくはありませんが、ペナルティーも「その詐欺行為で得た利益の2倍」という規定があったように思います。また、ペナルティを受けた事例は摘発されたもので、今回のように自分からゲロった場合は、隠蔽工作ない=ペナルティの上乗せはないはず。
さらに、タカタの事例では確か16年9月に巨額ペナルティの交渉が司法省と行われているとニュースになって、金額が決着したのが17年1月だったと思います。金額の交渉が始まっていても4ー5ヶ月はかかる。神戸製鋼はまだこれから…金額が決まるのはまだまだ先。当然、途中で金額がリークされるでしょうが、数ヶ月先。
北米のカーメーカーも、安全宣言とまでいかなくても、リコールするかどうかは早めに結論を出すはずです。早く結論を出さないと、安全を脅かす可能性のある材料を使っている事を知っておきながらリコール発表が遅れたとなれば、カーメーカーの怠慢で責任を問われかねない。いずれにせよ、巨額になるかどうかは、やはり近々出てくるであろう北米カーメーカーのリコール有無かな。