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日本カーボン(株)【5302】の掲示板 2017/04/29〜2017/06/19

ちょっと古いですけど、こんな記事が。耐熱温度3000度は炭化ケイ素を超えてるみたいですけど、どこまでポテンシャルがあるのか、専門家の分析がないとわかりませんが、競合になり得るのか。

株式会社アイ.エス.テイ
ttp://www.istcorp.jp/

I.S.T、航空機エンジン部品、重さ、チタンの3分の1、繊維使い複合材、耐熱性も高く。
2017/06/01 日経産業新聞
 化学品ベンチャーのI.S.T(大津市、阪根利子社長)は軽量で耐熱性が高い独自繊維を使った航空機エンジン部品を開発した。同繊維はエンジンに採用が増えているチタン合金と比べ、強度は同等以上で重さは3分の1。耐熱温度も300度と高く、エンジン内部で連続使用できる。航空機業界は激しい燃費競争を繰り広げており、軽量の代替材料として採用を狙う。
 開発したのは航空機エンジンのタービンに圧縮した空気を送り込むコンプレッサー(圧縮機)に使われるブレード(羽根)。現在、航空機大手と性能試験を進めており、2022年ごろの実用化を目指す。
 開発したブレードの素材はI.S.Tが生産するポリイミド樹脂に独自開発した高強度のポリイミド繊維を混ぜた複合材。重さはチタン合金の3分の1、ステンレス合金の5分の1と非常に軽いのが特長だ。航空機エンジン部品は過酷な環境で連続使用できる耐久性も求められるが、高温になるエンジン内部でも使用できるという。
 ブレードの製造は「プリフォーム」という部品の形状にあらかじめ編み上げた繊維を金型にセットし、ポリイミド樹脂を射出成型機で流し込んで成型する。従来は射出成型時に空気を巻き込んで細かい気泡ができ、強度が低下する問題があったが、圧力や温度制御など加工条件を最適化して克服した。航空機エンジン部品にポリイミド繊維製の複合材を使うのは世界初とみられる。
<続く>