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AGC(株)【5201】の掲示板 2020/06/04〜2020/09/18

2020年07月20日 AGC/経営リリース
Molecular Partners AGから新型コロナウイルス感染症向け治療薬候補「MP0420」の製造を受託
AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)のCDMO*1事業子会社であるAGC Biologics (本社:米国)がスイスのMolecular Partners AGの開発する新型コロナウイルス感染症向け治療薬候補「MP0420」の製造を受託しましたのでお知らせします。本治療薬は、2020年後半の臨床試験開始を目指し開発されています。
Molecular Partners AGの開発する「MP0420」は、同社の保有するDARPinⓇ技術を用いて開発されている新型コロナウイルス感染症向け治療薬候補です。新型コロナウイルスの表面に存在するスパイクたんぱく質に特異的に結合することで、新型コロナウイルス感染症を治療する効果だけでなく予防する効果もあり得ると考えられています。臨床試験用に100リットルおよび1000リットルの微生物バイオリアクターを用いて製造を開始します。
AGC Biologicsは、日本・米国・欧州に製造拠点を有し、プロセス開発、スケールアップ、治験段階から商用医薬品原薬の製造に至るまで、様々な高付加価値サービスを提供しています。今般同社の数十年にわたるCDMOの実績、およびグローバルで統一された高水準の品質・サービス力を評価され、新型コロナウイルス感染症向け治療薬候補の製造パートナーとして選定されました。
AGCグループは、製薬会社の新型コロナウイルス感染症向けのワクチンや治療薬の製造を担い、新型コロナウイルスの感染拡大の抑止や流行の終息に貢献していきます。
注釈*1 CDMO: 製造受託に加え、製造方法の開発を受託・代行する会社 (Contract Development & Manufacturing Organization)
ご参考
■Molecular partners AGについて
Molecular partners AGは、DARPinⓇ技術を用いて前臨床および臨床段階のガンや様々な領域における治療法の開発に焦点を当てたバイオテクノロジー企業で、複数の大手製薬会社とパートナーシップを結んでいます。