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出光興産(株)【5019】の掲示板 〜2015/04/28

>>5173


◆2014/06/05(木) 日経産業新聞 11ページ

石油精製・販売事業の収益環境が好転し始めた。エネルギー供給構造高度化法の対応で元売り各社の原油処理能力が削減された上、コストを度外視した販売競争に歯止めがかかり出したためだ。ただ中長期では少子化やエコカーの普及などで、ガソリンをはじめとする石油製品の需要は弱含むとの見方が続く。

3月末に期限を迎えた高度化法を機に、国内の原油処理能力は日量498万バレルから398万バレルに低下した。4~6月期は設備の定期修理に入る製油所もあり、需給環境は引き締まってきた。

出光興産の木藤俊一取締役は「マージンの環境は2012年度とほぼ同水準に戻りつつある」という。石油製品のマージンが14年度は13年度比で1リットル当たり3・8円改善するとみている。

一方、経済産業省は18年度にガソリンや灯油など燃料油の需要が13年度比で8・4%減の約1億6427万キロリットルになると予測。元売り各社は新たな収益源を模索するが、供給能力の削減は不可避だ。現在、ポスト高度化法の策定も進んでおり、次の対応が焦点となる。

6/5(木) 2,111 前日比-5(-0.24%)

  • >>5188


    ◆2014/06/05(木) 日経産業新聞 15ページ

    「ニッポンに、エネルギーを。」――。出光興産が2月から展開しているテレビCMは、ガソリンスタンドやタンクローリーに焦点をあてて、ガソリンや軽油を消費者に届けるまでの様子を丁寧に描いている。登場するのは、すべて現場で働く実際の従業員で、著名人は一切出てこない。エネルギーの安定供給に日々努力する現場の“日常”を伝えている。

    放映しているCMは2種類。「SSリレー編」では、なじみ深い「アポロマーク」と「IDEMITSU」のロゴとともに、全国各地のガソリンスタンドが、運転中の車の窓から眺めたような映像で次々と映し出される。

    山あいにあるスタンド、真っ白な雪景色のなかにあるスタンド、富士山を背景にしたスタンド。全国3786店舗(3月末時点)を抱える同社の1日を切り取ったCMの最後には、車を見送る従業員の背中越しに「そこにあり続ける、という使命。」というメッセージが流れる。

    広報CSR室でCMを担当する柴崎英司氏は、「奇をてらわず、日常の風景のなかで、エネルギーの安定供給に努めている当社の姿を伝えたかった」と狙いを解説する。

    創業者の出光佐三をモデルにしたベストセラー小説「海賊とよばれた男」などで近年、注目を集める同社は、2011年に創業100周年を迎えたばかり。国内の石油需要が減少するなか、新たな収益を求めて海外事業も拡大中。06年から放映しているCM「出光人」シリーズでは、こうした海外事業で奔走する社員の姿などを描いてきた。

    ただ、今回はあえて基幹事業である国内でのガソリンなど燃料油事業に焦点を当てた。放映中のもう1つのCM「タンクローリー編」では、夜明け前の製油所や油槽所を出発した大型ローリーが全国各地にあるスタンドにガソリンなどを届ける様子を、迫力ある映像と音楽で描写した。CMの最後は「届け続ける。絶やすことなく」とのメッセージを掲げた。

    エコカーの普及や若者の車離れなどで、国内のガソリン需要が減少するなか、消費者に出光の姿勢をアピールする狙い。「2つのCMを通じて顧客に出光をさらに身近に感じ、信頼をもらえることができれば」(平野栄広報CSR室長)という。

    6/5(木) 2,111 前日比-5(-0.24%)

  • >>5188


    ◆2014/06/05(木) 日経産業新聞 15ページ

    「ニッポンに、エネルギーを。」――。出光興産が2月から展開しているテレビCMは、ガソリンスタンドやタンクローリーに焦点をあてて、ガソリンや軽油を消費者に届けるまでの様子を丁寧に描いている。登場するのは、すべて現場で働く実際の従業員で、著名人は一切出てこない。エネルギーの安定供給に日々努力する現場の“日常”を伝えている。

    放映しているCMは2種類。「SSリレー編」では、なじみ深い「アポロマーク」と「IDEMITSU」のロゴとともに、全国各地のガソリンスタンドが、運転中の車の窓から眺めたような映像で次々と映し出される。

    山あいにあるスタンド、真っ白な雪景色のなかにあるスタンド、富士山を背景にしたスタンド。全国3786店舗(3月末時点)を抱える同社の1日を切り取ったCMの最後には、車を見送る従業員の背中越しに「そこにあり続ける、という使命。」というメッセージが流れる。

    広報CSR室でCMを担当する柴崎英司氏は、「奇をてらわず、日常の風景のなかで、エネルギーの安定供給に努めている当社の姿を伝えたかった」と狙いを解説する。

    創業者の出光佐三をモデルにしたベストセラー小説「海賊とよばれた男」などで近年、注目を集める同社は、2011年に創業100周年を迎えたばかり。国内の石油需要が減少するなか、新たな収益を求めて海外事業も拡大中。06年から放映しているCM「出光人」シリーズでは、こうした海外事業で奔走する社員の姿などを描いてきた。

    ただ、今回はあえて基幹事業である国内でのガソリンなど燃料油事業に焦点を当てた。放映中のもう1つのCM「タンクローリー編」では、夜明け前の製油所や油槽所を出発した大型ローリーが全国各地にあるスタンドにガソリンなどを届ける様子を、迫力ある映像と音楽で描写した。CMの最後は「届け続ける。絶やすことなく」とのメッセージを掲げた。

    エコカーの普及や若者の車離れなどで、国内のガソリン需要が減少するなか、消費者に出光の姿勢をアピールする狙い。「2つのCMを通じて顧客に出光をさらに身近に感じ、信頼をもらえることができれば」(平野栄広報CSR室長)という。

    6/5(木) 2,111 前日比-5(-0.24%)