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タカラバイオ(株)【4974】の掲示板 2016/07/08〜2016/08/27

■ストレスと戦うホルモン「コルチゾール」

コルチゾールは、ストレスに対処するために、副腎皮質で分泌されるホルモンのひとつです。このコルチゾールの役割は、ストレスを受けた体への影響に対し、調節をするために分泌されます。つまり、コルチゾールそのものは、体の機能を保つために必要なものなのです。しかし、過剰なストレスにより大量に分泌されることで悪影響を及ぼします。

コルチゾールの働きストレスを感じると、筋肉のタンパク質を分解してブドウ糖に変え(糖新生)、血糖値を上昇させることで、ストレスに対処するための脳のエネルギーを確保する働きがありますが、あまりに分泌量が多いと、高血糖による肥満や糖尿病、心筋梗塞などのリスクを高めます。

また、コルチゾールには、免疫力を低下させ炎症を抑える働きがあります。炎症とは、体内に入った細菌やウイルスを排除するため、 免疫システムが熱や腫れを引き起こしている状態のこと。コルチゾールには、このような炎症の症状を鎮める働きがありますが、免疫力が低下することで、風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなってしまいます。